【移籍】鎌田大地のフランクフルト復帰は「クレイジーな噂」
鎌田大地。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ドイツメディア『ビルド』は…。
ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約満了に伴いフリートランスファーとなっている日本代表MF鎌田大地だが、本命視されていたイタリアセリアAのACミランとの交渉が停滞している。そこでオリヴァー・グラスナー前監督が退任し、ディノ・トップメラー監督が就任したフランクフルトへの復帰の噂がドイツで報じられた。
しかしドイツ最大部数を誇るタブロイドの『ビルド』は7月11日、「このクレイジーな噂」と題し、鎌田とフランクフルトについて「何も接触はない」として、この話がデマであると否定している。フランクフルトが再び鎌田を欲する予定はなく、何より鎌田自身が「心変わりはしていない」と強調している。
セリエAのEU圏外の外国籍選手枠との兼ね合いにより、ミランと鎌田の交渉はストップしている……あるいは一部では破談したとも言われている。そこで浮上したライバルのASローマへの移籍行きの噂についても、具体的な話はないという。
当初オファーを出していたボルシア・ドルトムントとの交渉も、早い段階で終了(決裂)していたと見られる。他には、ポルトガル1部SLベンフィカが昨年冬にもオファーを出し、その後も鎌田をチェックしてきたと言われる。また、スペイン1部FCバルセロナ、さらには日本代表のチームメイトである久保建英の所属するレアル・ソシエダも関心を寄せていると報じられたきた。トルコで名前が挙がったガラタサライSKだが、クラブが「まったく話に上がっていない」と鎌田補強の噂を否定している。