【浦和】長谷部誠、鎌田大地がコメント。武田英寿、藤原優大との“デュエル”実現。「アイントラハトやブンデスリーガへもっと興味をもっていただけると嬉しい」
フランクフルトの鎌田大地(左)と長谷部誠(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
スカパー!の『URAWA CHANNEL NEXT』で無料配信。鎌田「実は浦和レッズさんは僕にとってのドイツ移籍前の最後の対戦相手」。
J1リーグの浦和レッズはこのほど、OBの長谷部誠、日本代表の鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルト、ドイツ・ブンデスリーガを運営するDFLとの共同特別企画として、浦和の応援番組『URAWA CHANNEL NEXT』特別編、スカパ ー! YouTubeチャンネル「ブンデスリーガLIVE powered by スカパー! 」を配信スタートさせた。無料で視聴できる。浦和からは武田英寿と藤原優大が参加(西大伍もサポート役で『解説』)、様々なボールのクロスバー当てキック、条件付きPK合戦でプロの妙技と軽快なトーク(!?)を披露している。
長谷部は次のようにコメントをしている。
「今回は浦和レッズの番組に出演させていただきありがとうございます。レッズは僕にとってプロデビューをさせていただいたクラブですし、所属した2007年までにリーグ優勝者ACL制覇など、僕のキャリアで絶対に忘れることのできない思い出が数多くあるクラブです。
2年前の夏のオフでも浦和を尋ねましたが、いつでも本当に温かい家のような雰囲気を感じさせてくれる場所です。そんなクラブの番組がアイントラハトとコラボすることとなり、僕個人としても大変嬉しく思います。
浦和レッズのサポーター、そして日本のサッカーファンにアイントラハトやブンデスリーガへもっと興味をもっていただけると嬉しいですね。Jリーグも3月に開幕し、人数を制限しながらも応援にかけつけるファンがいると聞いています。
ドイツでは、まだ無観客が続きますが、ファンの皆さんの応援が僕ら選手の励みになります。安全に配慮して、サッカーを楽しみましょう」
また、鎌田は次のようにコメントしている。
「実は浦和レッズさんは僕にとってのドイツ移籍前の最後の対戦相手で、いつも苦しめられてきたチームでした。フランクフルトも実はとても熱いサポーターで有名ですが、それに負けないくらいレッズサポーターの熱量ある応援は敵チームにいながらも覚えています。
実はこの日の収録は寒い冬に行われたのですが、 このような企画に出ることもあまりないので、いつもと違うテレビ出演で楽しかったです。
ブンデスリーガはシーズン終盤戦を迎えますが、Jリーグは開幕したばかりですね。日本も再びコロナウイルスの感染が拡大していると聞きました。
僕も自分自身や家族の身の安全に気をつけながら過ごしています。引き続き、応援よろしくお願いします。是非番組をご覧ください」
ブンデスリーガのケビン・シム コメント氏(Bundesliga International Head of Asia Pacific)は次のように呼びかけている。
「ブンデスリーガには多くのアジア人選手が所属しており、日本人選手が活躍できる機会を与えているリーグです。今までにも、欧州サッカーリーグの中でも比較的に多くの日本人を受け入れ、現在はリーグの1部、2部を併せて10名の日本人選手が活躍されています。
昔から日本とは根強い関係を持つリーグであることを誇りに思っています。1977年に奥寺康彦さんの1.FCケルンへの移籍から始まり、今となってはレジェンド級の長谷部誠選手や期待の星の鎌田大地選手などがいらっしゃいます。
今回の番組は、ブンデスリーガとしてJリーグのクラブと初のコラボレーションとなりました。実現できたことに、浦和レッズの皆様そしてアイントラハト・フランクフルトの皆様に大変感謝しております。
サッカーファンであれば、きっと企画内容や選手同士の掛け合いを楽しんで頂けると思います。 これからもリーグとして日本の視聴者の皆様が喜ぶサッカーを提供できるように頑張ります」
スカパー! で放送するJリーグのクラブ番組が、ブンデスリーガのクラブとコラボレーションするのは初の試み。またフランクフルトやDFLにとってもこの企画が他国との初のコラボレーション。浦和は「4者が手を取り合い共同企画を実施することで、日本とドイツをつなぐファン・コミュニケーションを実現し、新たな価値を提供してまいります」と呼び掛けている。
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[文:サカノワ編集グループ]