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CL出場権暗雲…フランクフルト敗戦、ドルトムントと1差。鎌田大地、長谷部誠が揃って先発も

フランクフルトの鎌田大地(左)と長谷部誠(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

レバークーゼンに1-3。

[ブンデスリーガ 32節] レバークーゼン 3-1 フランクフルト /2021年4月24日(日本時間25日1:30)/バイ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部、アイントラハト・フランクフルトはバイエル・レバークーゼンに1-3で敗れた。勝点56のフランクフルトはUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得圏内である4位の座をキープしているものの、Vflヴォルフスブルクに勝利を収めた5位ボルシア・ドルトムントと勝点1差に迫られた。鎌田大地はインサイドハーフ、長谷部誠はボランチで先発し、それぞれ後半途中までプレーした。

 負傷者や出場停止がいるなか、フランクフルトは久々にポルトガル代表FWアンドレ・シウバの1トップの布陣を採用。しかしレバークーゼンの圧力に押し込まれ、リズムを作れない。決定機を作られながらもGKケヴィン・トラップの好守とシュートミスに救われ、何とか持ち堪える。

 しかし後半に入っても、流れは変わらない。70分、完全に攻略されてジャマイカ代表FWレオン・ベイリーにボレーを決められる。さらに80分、ルーカス・アラリオにも追加点を奪われる。

 アウェーのフランクフルトは、レアル・マドリードからレンタルで復帰しているセルビア代表FWルカ・ヨビッチらを投入し、2トップにして反撃を試みる。そして90分、アンドレ・シウバが今季25点目のゴールで1点差に。ところが直後にケレム・デミルバイにDFに当たるミドルを決められ万事休す。フランクフルトは15勝11分5敗(62得点・47失点)の勝点56。

 長谷部は77分、鎌田は83分に交代している。

 ブンデスリーガは残り3試合。フランクフルトは次節5月9日(日本時間22:30)、首位バイエルン・ミュンヘンに勝利して目の前での優勝決定を阻止した1.FSVマインツ05とホームで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]