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【川崎】鬼木達監督「勝てば一気に情勢は変わる。覚悟を持って挑んだ」。横浜FMとのダービー、チーム一丸で勝点3を掴む

川崎の鬼木達監督(2019年9月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「スタートの選手、サブの選手、それぞれが良い役割をして、良い勝利を収められた。選手に感謝したい」

[J1 21節] 横浜FM 0-1 川崎/2023年7月15日19:03/日産スタジアム

 J1リーグ21節、川崎フロンターレが90+4分の車屋紳太郎のゴールで、首位の横浜F・マリノスとの神奈川ダービーを制した。

 川崎の鬼木達監督は試合後の記者会見で少し興奮気味に、「スタートの選手、サブの選手、それぞれが良い役割をして、良い勝利を収められました。選手に感謝したいです」と熱く語り、選手たちを称えた。

 まさに気迫の伝わる内容で、チーム一丸となって、ゴールと勝点3を掴み取った。指揮官は、覚悟を持ってこの一戦に臨んだと頷いた。

「これをベースに戦っていきたい思いがあります。選手たちには試合前、ここで勝てば一気に情勢は変わる、という話をしました。ただ負ければ、数字上は優勝の可能性はわずかながらあっても事実上は厳しくなる、そういう覚悟を持って挑まなければいけないと声を掛けました」

 その重圧を跳ねのけての勝点3。だからこそ次戦22日のヴィッセル神戸戦が重要になると強調した。

「プレッシャーはあったと思いますが、選手たちが責任感を持って非常にタフに戦ってくれました。このあとのゲームに必ずつなげていかなければいけない試合。これに満足せず、次はアウェーで(2位)神戸と対戦します。

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 今日以上に気を引き締めて戦わなければいけない。組織立ったチームであり、そこに負けないように、改めてリセットして挑みたいと思います」

Posted by 塚越始

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