【移籍】驚き!C大阪FW加藤陸次樹が広島へ完全移籍。ユース出身「育った環境の元で新たに覚悟を持って戻って来ました」
C大阪の加藤陸次樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
好調なチームで再びレギュラーポジションを掴もうとしていたなか――。
J1リーグのサンフレッチェ広島は7月21日、セレッソ大阪のFW加藤陸次樹(KATO Mutsuki)を完全移籍で獲得したと発表した。24日の練習から合流する予定だ。
25歳の加藤は広島ユース出身で、中央大学を経て2020年にツエーゲン金沢へ加入。42試合・13得点と1年目にブレイクを果たすと、2021年、C大阪へ移籍。2022シーズンはリーグ26試合・6得点など公式戦通算41試合・12ゴールと結果を残した。今季はこれまでリーグ17試合・3得点・3アシスト。最近はリーグ4試合連続でスタメン出場し、好調なチームで再びレギュラーポジションを掴もうとしていたなかでの“驚き”の移籍となった。
加藤は広島のファン・サポーターに向けて、「育った環境のもとで新たに覚悟を持って戻って来ました。この移籍の重みを忘れずに、これからも日々精進して恩返しができるように戦っていきたいと思います。よろしくお願いします」と決意を示している。
一方、C大阪のファン・サポーターへは「この度、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。直接ご挨拶ができず申し訳ありません。これまでお世話になり、たくさん成長させていただいたことに感謝しかありません。また、ここからさらなる成長を目指し日々精進して参ります。今までありがとうございました」と感謝している。
最短デビューは8月5日のアウェーでの湘南ベルマーレ戦になる。