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【日本女子代表】田中美南が幻の先制弾、珍しいOFRでオフサイドに。女子W杯ザンビア戦

田中美南。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

遠藤純のキックから――。

[女子W杯 GS1節] 日本代表 – ザンビア代表/2023年7月22日16:00(現地19:00)/ワイカト・スタジアム(NZ)

 オーストラリア&ニュージーランド共催のFIFA女子ワールドカップ(W杯)グループステージ(GS)1節、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)対 ザンビア女子代表戦、日本が19分にセットプレーから田中美南のゴールで先制したかと思われたが……。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入を経て、主審がビデオでチェックするOFR(オン・フィールド・レビュー)によりオフサイドで取り消された。

 19分、日本の敵陣右サイドで得たフリーキックのチャンス。左利きの遠藤が蹴り込んだ。そこから混戦になり、田中が豪快に蹴り込み、ゴールネットを揺らした。

 珍しいOFRを経てのオフサイド判定に。オフサイドについては、VARルームで有無を確認し、その”ファクト=事実”を伝えて主審が判定を下すのが一般的だ。今回は両チームにとっても、また審判団にとってもW杯の初戦であり、念には念を入れ、オフサイドポジションにいた田中がGKに影響したかどうかを主審自身に確認を促した形だ。

 主審はスタジアムへのアナウンスで、田中がまずジャンプをして明らかにプレーに関与していたため、オフサイドと判定したということだ。

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