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【浦和】犬飼智也が柏に期限付き移籍「一つでも多くのタイトルを獲れることを祈っています」

浦和の犬飼智也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

大ケガから復活も、なかなか出場機会を得られず。

 J1リーグの浦和レッズは7月24日、DF犬飼智也(INUKAI Tomoya)が柏レイソルに期限付き移籍することが決まったと発表した。メディカルチェック後に正式契約を結ぶ。移籍期間は2024年1月31日まで。契約により浦和との全ての公式戦に出場できない。

 犬飼は昨年4月、左膝蓋骨骨折と膝蓋腱部分断裂の大ケガを負ったが、そこから復活。今シーズンはこれまでカップ戦4試合に出場していた。ただアレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンの双璧が安定したパフォーマンスを発揮するなかで、思うように出場機会を得られずにいた。

 5月で30歳になった犬飼は浦和を通じて、次のようにサポーターへ感謝を伝えている。

「柏レイソルに期限付き移籍することにしました。試合に出られず自分のコンディションを上げきれない中でオファーをいただき、試合に出て感覚を取り戻したい、レベルアップしたい、と思い決断しました。浦和レッズの素晴らしいファン・サポーター、スタッフ、チームメートが一つでも多くのタイトルを獲れることを祈っています」

 一方、レイソルサポーターに向けて、「浦和から期限付き移籍をしてきました、犬飼智也です。チームを一つでも上の順位に上げられるよう、責任、覚悟を持って自分のできることを柏のためにすべて捧げます。一緒に戦いましょう」と呼び掛けている。

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