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【移籍】フランクフルトが中村敬斗の獲得へ名乗り。リバプールの”条件付き”オファー拒否、「ポールポジション」は…

日本代表の中村敬斗。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

日本代表ウインガーに、プレミアリーグ複数クラブも興味を示す。

 オーストリア1部のLASKリンツに所属する日本代表FW中村敬斗(Keito NAKAMURA)が、イングランド・プレミアリーグのリバプールFCからの“条件付き”オファーを拒否した!? 一方、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトが獲得へ名乗りか。

『フットメルカート』によると、リバプールは完全移籍での中村の獲得に向けて、LASKに移籍金700万ユーロ(約10億円)の条件を提示。しかし、1年間はLASKに期限付き移籍を継続するという“条件付き”だったという。

 もちろん将来的にレッズでプレーできる可能性はあるものの、メガクラブでこうした若手の“レンタル投資”で上手くいったケースは限られる(途中で売却されて、5大リーグの中堅以上のクラブに加われる場合はあるが)。

 この条件に、LASKはすぐさま拒否したという。

 すでに中村には、複数クラブから獲得オファーが届いていると言われる。

 イギリスとフランスの複数メディアによると、現時点では、フランス1部LOSCリールが「ポールポジション」に立ち、移籍希望額1100万ユーロ(約17億円)に「近づいている」と言われるそうだ。さらに日本代表MF鎌田大地が退団したドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトも「獲得に興味を示している」という。

 また『デイリー・メール』は、プレミアリーグのアストン・ヴィラFCとバーンリーFCも関心を示していると報じている。

 中村はパワーとハードワークも備える左サイドを主戦場とする22歳のドリブラー。J1リーグのガンバ大阪からLASKへ2021年に加入し、LASKで通算68試合・26ゴールを記録。日本代表として3月にデビューし、6月のエルサルバドル戦(〇6-0)では初ゴールを決めている。現在、LASKと2025年6月まで契約を結んでいる。

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