試合開始28秒でレッドカード。それでも藤枝が粘り強く仙台とアウェーで1-1ドロー
藤枝MYFCのエンブレム。(C)SAKANOWA
一方、仙台は堀孝史監督の就任後いまだ未勝利。
[J2 28節] 仙台 1-1 藤枝/2023年7月29日19:03/ユアテックスタジアム仙台
J2リーグ28節、藤枝MYFCがほぼ1試合数的不利で戦いながらも、ベガルタ仙台と1-1で引き分けた。
この試合、開始28秒で藤枝のセンターバック山原康太郎がDOGSOによりレッドカードで一発退場処分を受けた。ほぼ90分間を数的不利で戦うことを余儀なくされた藤枝だが、先制されながらも69分の河上将平のゴールで追いついてみせた。
キックオフ直後のまさかの出来事だった。立ち上がりにボールをつないだ仙台が、左サイドから中央へスルーパス。24秒、ホ・ヨンジュンが抜け出してボールをコントロールしたところ、ルーキーの山原が後方から相手の首のあたり(のユニフォーム)をつかんで倒した。DOGSOの条件を満たしていると判断した主審は、すぐさまレッドカードを提示したのだ。
藤枝の選手たちは抗議したものの、もちろん覆らず。DOGSOの4要件は満たし、DFは一度もボールへ向かおうとしていなかったため、主審もすぐに退場の判定を下した形だ。
ただ藤枝は粘り強く戦い、シュート数4本対23本と一方的な展開になりながらも、しかもアウェーにて1-1のドローに持ち込んでみせた。これでリーグ2試合連続の引き分けに。
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一方、仙台は堀孝史監督の就任後、1分2敗といまだ勝利なし。数的優位でも勝てず、しかもプレーオフ圏からも遠のき、ダメージの大きいドローゲームになった。