【日本女子代表】スペイン4-0撃破、宮澤ひなた衝撃二度目2ゴール!前日24歳誕生日の植木理子も一撃、田中美南トドメ、なでしこジャパン、女子W杯3連勝へ
なでしこジャパンの宮澤ひなたがスペイン代表から先制弾!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ラウンド16は8月5日・日本時間17時からノルウェー戦。
[女子W杯 GS3節] 日本代表 4–0 スペイン代表/2023年7月31日16:00(現地19:00)/ウエストパック・スタジアム(NZ)
オーストラリア・ニュージーランド共催のサッカー女子ワールドカップ(W杯)のグループC最終第3戦、日本女子代表(なでしこジャパン)が宮澤ひなたの2ゴール、前日24歳の誕生日を迎えた植木理子の一撃、そして田中美南のトドメで、スペイン女子代表に4-0の勝利を収めた。日本は決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)、8月5日・日本時間17時からノルウェー代表と対戦する。
FIFAランキングはスペイン6位、日本11位。ともにGS2連勝を収め、決勝トーナメント進出を決めていた。勝ったほうが1位突破を決める対決で、日本が厳しい守備からスペインに襲いかかった。
スペインがパスをつないでくるなか、日本陣内に入ると、なでしこの選手たちがコンパクトな陣形を保ってボールを絡めとり、そこから縦に全員が連動して素早く仕掛ける。
すると12分、左ウイングバックの遠藤純のクロスから、背後のスペースを突いた宮澤がGKを見ながら冷静に左足のショットを突き刺して、先制に成功する。さらに29分、カウンターに持ち込むと、宮澤のパスを受けた植木がカットインから右足を強振。ボールが相手DFに当たってディフレクションを起こして、ゴールネットを揺らした。
そして40分、再び速攻に持ち込むと、植木のパスから長い距離を走った宮澤が豪快なショットを突き刺して、リードを3点に広げた。
池田太監督は宮澤、長野、清水梨紗らを早い段階で交代させ、チーム全体の強度と運動量を保ちながら試合を進めていく。すると82分、途中出場の田中が左足の鮮やかなショットを突き刺して、日本が4-0の勝利を収めた。GS3試合無失点。
日本は8月5日、この日と同じ会場のウエストパック・スタジアムで、ノルウェーと対戦する。