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【浦和】小泉佳穂「中島翔哉選手とはより短い距離感を意識」、スコルジャ監督「2点リードした後のスローダウンは決して悪いアイデアではなかった」

浦和の小泉佳穂。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

先発起用の中島のパフォーマンスに指揮官「嬉しかった。特に佳穂との連係が興味深かった」

[ACL PO] 浦和 3–0 理文/2023年8月22日19:30/埼玉スタジアム

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ2023プレーオフ、J1リーグ(日本)の浦和レッズが香港プレミアリーグ(1部)理文足球会(Lee Man Football Club)に3-0の勝利を収め、ACL2023のGS出場を決めた。

 先制ゴールを決めた小泉佳穂がAFC(アジアサッカー連盟)発表の『プレーヤー・オブ・ザ・マッチ』に選出された。

 試合後の記者会見で小泉は「ゴールに絡むところが課題だったので、一つ結果が出て嬉しく思っています。中島翔哉選手との関係性では、近い距離間で味方がいる時、よりやりやすいタイプだと思うので、できるだけ短い距離間でプレーし、(中島に)どれだけいい状態でボールを持たせるかを意識してプレーしました」と語った。

 また、理文はハイプレスをかけてくる可能性もあった。しかし小泉は「5バックでブロックを組んできたので、賢くプレーする判断をチーム全体でしました」と、対戦相手の出方がやや予想とは異なったものの混乱することなく対応できたと振り返った。

 また「2-0になったあと、かなりペースがスローダウンしたのでは?」という質問に、マチェイ・スコルジャ監督は次のように答えた。

「2点目を取った状況で、スローダウンするのは決して悪いアイデアではなかったと思います。現在シーズンのどのような時期にいるのか。この夏の状況を考え、こうした流れになったのではないかと思います。後半に入った時、ボールをより長く持ち、引き出してスペースを使って走らせ、疲れさせることを考えました。そのなかでチャンスを作れました。ただ立ち上がりに強度の高いプレスをかけたので、そこで疲労を感じた選手もいたと思います。ハーフタイムに2選手を交代したのは、そういった意味もありました」

 また、中島のプレーについて。指揮官は「嬉しかったです。長い時間、貢献できることを見せてくれました。特に佳穂との連係が興味深く、いい関係性を築いていました。翔哉はエキストラのパワーをもたらし、よりボールをキープするところでも力を発揮できることを見せてくれました」と評価した。

 そしてスコルジャ監督は「私にとっても特別な1日。アル・イテハドではACLのGSを突破できなかったので、今回は突破したいです」と、GS進出を喜んだ。

※速報版

Posted by 塚越始

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