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【J1リーグ】混沌の優勝争い、勝点8差に6チーム。首位・横浜FMが横浜FCに4失点大敗、大迫勇也&山口蛍AT弾の神戸がFC東京と執念ドロー

神戸の山口蛍。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

伊藤翔も意地の一発! マリノスとヴィッセルは1ポイント差。残り9試合、デッドヒートへ突入!!

 J1リーグは優勝争いが混沌としてきた。8月26日に8試合が行われ、首位の横浜F・マリノスが残留争いをしている横浜FCとのダービーで1-4の逆転負けを喫した。一方、2位のヴィッセル神戸は90+2分の大迫勇也のPK弾、さらに勝ち越されたあと90+14分の山口蛍の会心ボレー弾により、土壇場で2-2に追い付いた。

 横浜FMは幸先良く先制したものの、そのあと古巣対決に燃えていた伊藤翔の豪快な一撃など4失点。ダービーで屈辱的な大敗を喫した。

 一方、神戸は試合終了間際に現在売り出し中のジェアン・パトリッキが背後のスペースを攻略。ここで倒されてPKを獲得すると、90+2分、大迫が冷静に沈めて、1-1とする。

 それでも90+8分、アダイウトンに得意のカットインから再び勝ち越しゴールを決められてしまう。

 ただ、神戸もあきらめない。そこから猛攻を続けると、90+14分、オフサイドぎりぎりのタイミングで大迫が長友佑都に競り勝ってヘッドで折り返すと、山口が体を反転させるボレー弾!! FC東京の守備陣が寄せ切れず、まさに渾身の一撃がゴールネットに突き刺さった。神戸が2-2として、1ポイントを掴んだ。

 またセレッソ大阪は上門知樹の2ゴールで、名古屋に3-1の勝利を収めた。

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 全チームが25試合を終え、勝点50の首位・横浜FMに、神戸は1ポイント差でしっかり追走。3位名古屋グランパスが勝点45、さらに4位浦和レッズが同44、そして5位鹿島アントラーズ、6位セレッソ大阪が同42と続く。6チームが8ポイント差で争い、残り9試合、デッドヒートへと突入していく。

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