久保建英がインドネシアで大人気の理由。FC東京がP・ジャカルタと提携

昨年のU-19アジア選手権、U-19北朝鮮戦で直接FKによるゴールを突き刺したU-19日本代表の久保建英。(C)AFC

若手育成、トップチーム強化、新規事業開拓へ共闘。

 J1リーグのFC東京がこのほど、インドネシア1部リーグのペルシジャ・ジャカルタと提携すると発表した。インドネシアの地元メディアでは、大金直樹社長が11月25日に現地入りした様子が大々的に取り上げられている。若手育成の面で特に連携を深め、同クラブは「久保建英(RCDマジョルカ)のような選手を輩出したい」と意欲を示す。

 今回の提携内容は、 (1)アカデミー所属選手の育成 (2)トップチームの強化を目的とした交流 (3)新規事業の開拓―― 。ペルシジャ・ジャカルタは、現在の首都ジャカルタを本拠地にし、1928年11月28日に創設。2018年を含め11回のリーグ優勝を誇る。ジャカルタにある「Gelora Bung Karno Stadium」をホームスタジアムとしている。

 久保は昨年、FC東京、U-19日本代表として同国でプレーしている。シーズン開幕前にFC東京の一員として「Jリーグ・アジアチャレンジカップ」に臨み、バヤンカラFCから2ゴールを奪うなど4-2の勝利に貢献。さらに10、11月にはU-19日本代表としてインドネシアU-19アジア選手権に臨み、グループステージ初戦の北朝鮮戦では強烈な弾丸FKを叩き込み、その後、巧みな突破とキックから数々のゴールを演出。加えて英語でメディア対応にも応じるなどその”声”が直接メディアで届けられ、同大会の一番の注目株となった。

 U-19アジア選手権の期間、久保はFC東京から横浜F・マリノスに期限付き移籍中の身だったが、チームの攻撃の中心としての座を掴み、翌年のU-20ワールドカップの出場権も獲得するなど結果を残した。そこから翌年のレンタルバックしたFC東京でのブレイクにつなげていったとも言えた。

 それだけにインドネシアのサッカーファンにとって、その後、レアル・マドリードに移籍した久保は、少し特別な存在であり、今なお強い関心が寄せられている。

 P・ジャカルタのフェリー・パウルスCEOも「非常に興味深い連携で、ジャカルタの若い才能がよりアップグレードされていく可能性を感じます。FC東京が輩出した最高傑作の一人が、レアル・マドリードに移籍した久保建英。彼のような国際舞台で活躍する選手が出てきてもらいたい」と期待を寄せている。

 インドネシアの久保建英の誕生。その新星がFC東京でプレーする日は近いか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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