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三笘薫とエストゥピニャンの「背中」を狙われる。ブライトン…保持率79対21だが、ウェストハムに1-3で敗れる

ブライトンの三笘薫 (Photo by Henry Browne/Getty Images)

今季初黒星。三笘も決定機を作り出したがゴールに絡めず。

[プレミアリーグ 3節] ブライトン 1-3 ウェストハム /2023年8月27日1:30(現地26日17:30)/フェルマー・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ3節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンがホームでウェストハム・ユナイテッドFCに1-3で敗れ、今季初黒星を喫した。ブライトンの日本代表MF三笘薫は3試合連続で先発出場しフル出場したが、この日はゴールに絡めなかった。

 ボール支配率はブライトンが79パーセント、ウェストハムが21パーセント。圧倒的にボールを持ち続けたのは、ホームチームだった。

 しかしウェストハムのカウンターがことごとくハマり、前傾姿勢のホームチームの背後を攻略していった。

 前節のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)戦で衝撃の4人抜きドリブルからの一撃など、1ゴール・1アシストを記録した三笘だが、この日は自陣を固める相手に苦心を強いられた。ゴール前の様々な位置から攻略を試み、決定的なクロスを放ったり、惜しいボレーを打ったり、見せ場を作ったものの、ゴールはならなかった。

 また左サイドバックのエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンも攻撃が売りで、三笘とともに揃って高い位置取りをしたあと、その背後にできたスペースを狙われた。

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 ブライトン攻略法が示された形でもある。こうした対策を取ってくるチームに対して、ロベルト・デ・ゼルビ監督はどのような手を打つのか。それでも攻め切る、というのは確かに理想的だが、タイトルを狙っていくのであれば、速攻型のチームへの処置も必要となってきそうだ。

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