×

【鹿島】湘南戦は鈴木優磨が出場停止。ピトゥカ「チームの底上げができていると再認識できる試合にしたい」

湘南戦に向けてトレーニングする鹿島のピトゥカ。(C)KASHIMA ANTLERS

逆転優勝へ望みを託すためにも、「まず『湘南との決勝戦』という意気込みで臨む」。

[J1 26節] 湘南 – 鹿島/2023年9月2日19:00/レモンガススタジアム平塚

 J1リーグ鹿島アントラーズのMFディエゴ・ピトゥカが8月31日、9月2日のアウェーでの湘南ベルマーレ戦に向けて抱負を語った。

 5位の鹿島はリーグ2連勝中で、最近7試合4勝2分1敗と勝点を積み上げている。そうしたなかチーム最多11得点を決めてい鈴木優磨がこの試合、累積警告により出場停止になる。一方、最下位の湘南は2連敗中で、3試合勝ち星がない。

 ボランチとして出場停止明け7試合連続スタメン出場中のピトゥカは湘南について、「ホームではあまり試合を落とさないイメージがあります。今は降格圏に居ても良いチームであることに変わりません」と気を引き締め、次のように決意を示した。

「さらに上を目指している自分たちにとって、絶対に落とせない試合です。鹿島でプレーする以上、全勝しなければいけないと頭に入れて挑まなければいけないし、それができるチーム。そのためには日々の練習で一つひとつ積み上げていくことが大切です。全員がその意識でやっていければ、欲しているものは手に入れられると思います。もちろん相手をリスペクトしながらも、これまで積み上げてきたものを全てぶつけていきたいです。ここからは9つの決勝が待っている。まず『湘南との決勝戦』という意気込みで臨みます。そうすれば、自然と近づけると思います」

 首位の横浜F・マリノスとは8ポイント差で残り9試合。まだ優勝をあきらめていない。

「集団としても、個人としても、成長が多く見られます。勝点8差を追い上げるためには、さらに集団としても向上し、そのなかでお互いに要求し合い、連係を高めていくことが大切です。十分チャンスはあります。シーズンの最後、鹿島のファンのみんなが求めている喜びを届けられるように、チーム一丸となってやっていきます」

 そして鈴木が出場停止になるが、鹿島加入から2年半が経った31歳のファイターは「チームの底上げができていると再認識できる試合にできれば」と語る。

関連記事>>「三笘移籍」がトレンド、ファティのブライトン移籍確定で。マンチェスター・Uなど浮上

「優磨が重要な選手であるのは間違いありません。一方、チーム全体として底上げされています。ここ数試合でも途中出場した選手が結果を残しています。誰が入っても、求めている以上のものを出して、結果を残してくれると信じています。チームの底上げができていると再認識できる試合にできればと思います」

 アウェーでは2連敗し3試合勝利がない。湘南戦、鈴木不在でも勝てると、ピトゥカの言葉通り「チーム一丸」で証明したい。

Ads

Ads