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【日本代表】ドイツ代表フリック監督、負けたら『解任』も。「日本、フランスと運命の連戦」

ドイツ代表のハンス=ディーター・フリック監督。 (Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)

6月シリーズもポーランド、コロンビアに連敗、まさに背水の陣。

[国際親善試合] ドイツ代表 – 日本代表/2023年9月10日3:45(現地18:45)/フォルクスワーゲン・アレーナ

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が9月9日深夜27時45分(10日3時45分)から、国際親善試合でドイツ代表と対戦する。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)で対戦したカードが早くも再び実現。ドイツがホームに日本を招いての一戦、ここ最近低調なサッカー大国はリベンジに燃えている。

 FIFAランキングはドイツ15位、日本20位。ドイツは2018年には1位を記録していたが、そこから徐々に順位を下げ続けている。一方、日本は2020年の27位から上昇してきた。

 ドイツ最大部数を誇る大衆タブロイド紙『ビルド』は、今回、日本、フランスとの連戦に臨むハンス=ディーター・フリック(Hans – Dieter Flick)監督について「運命の連戦になる」として、ここで連敗を喫するようであれば「退陣」もあり得るという。

「日本とフランス戦で勝利を収めなければならない。そうでなければ、フリックは退陣することになる」

 そして、このほどプライム・ビデオで公開されたドイツ代表のカタールW杯での戦いを追ったドキュメンタリー「オール・オア・ナッシング」を紹介。コスタリカ代表戦のハーフタイム(前半はドイツ1-0でリード、後半2失点を喫したが4-2で逆転勝利)、指揮官がドレッシングルームで選手たちに激怒した様子について触れる。

 なかなかパフォーマンスの上がらない選手たちへフリック監督が「君たちはワールドカップを戦っているんだ! 君たち次第だ! 君たち次第だ!! それだけだ。こんなことはあり得ない。ここから始まるんだぞ。このままでは家に帰ることになる」と怒鳴っているという。

 温厚なフリック監督が見せた鬼の形相。同メディアは、フリック監督がパニックに陥っていたと指摘する。そして今回の9月シリーズでも、そのような表情を見せるシーンがあれば、それは「彼の仕事を救うことにならないだろう」と指摘している。

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 6月シリーズはポーランド代表に0-1、コロンビア代表に0-2と連敗を喫した。いいところのないフリック体制……。来年にはドイツでEURO開催を控える。まさに背水の陣を迎えるが、日本が引導を渡すことになるのだろうか。

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