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【日本代表】鎌田大地が明かすラツィオ移籍の舞台裏「2チームに絞り両方厳しくなった時が一番難しかった」。9日ドイツ代表戦!

鎌田大地。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「(W杯では)個人的にはもっとできて良かったし、また自分の価値を表現できたらと思う」

[国際親善試合] ドイツ代表 – 日本代表/2023年9月10日3:45(現地18:45)/フォルクスワーゲン・アレーナ

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が9月9日深夜27時45分(10日3時45分)から、ドイツ代表と対戦する。昨季までドイツのアイントラハト・フランクフルトに在籍し、今季フリートランスファーとなってイタリア・セリエAのSSラツィオに移籍した鎌田大地は、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)でドイツに2-1の勝利を収めたことに満足しつつも、自身のパフォーマンスには納得できなかったと言い、この再戦を楽しみにしていたと言う。

 鎌田は日本サッカー協会(JFA)の公式サイトで、まず今回の移籍について、「生活もサッカーも言語も違うので、最初は大変でした」と語り、ラツィオに決まるまでの経緯にも言及している。

「移籍先を2チームに絞って、どちらかにいけるだろうなと思っていたのですが、それが両方厳しくなった時が一番難しかった。いろいろありましたけど、とりあえず決まって今は良かったです」

 そのようにおそらくACミランだと思われるが、破断に終わったあとは動揺したという。

 そしてドイツ戦へ――。W杯では日本が勝利したものの、特に前半は劣勢を強いられた。どれだけ互角に持ち込めるか。鎌田自身にとっても挑戦になる。

「個人的にも、チームとしても良い成果が得られるようにやっていきたいです。前回対戦では、個人として、もっとできたという感覚はありました。大きな大会ではチームが勝ったことが一番なので、そこに関しては良かったですが、個人的にはもっとできて良かったし、求められていたので、また自分の価値を表現できたらと思います」

 W杯後のドイツは3月シリーズ初戦のペルー代表に勝利したあと、1分3敗。6月シリーズ3試合は1分2敗(最後2連敗)に終わった。鎌田はまず失点ゼロで切り抜けていくことで、次第に勝機を見出せると考える。

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「ここ最近ドイツ代表としては納得できる結果を得られていないなか、間違いなく全力で来ます。お互い全力でやれると思います。いい結果で終われば、というのが一番です。(失点)ゼロで試合が進めば進むほど自分たちのやりたいことができたり、スペースも空くと思うので、難しい時間があっても割り切って失点しない、ゼロで終えられるかが大事です」