【採点・寸評】伊東純也、冨安健洋、遠藤航、さらに…4人に最高点「5」。MOMは… 日本代表が衝撃4ゴール、ドイツ代表に快勝
ドイツ代表戦での日本代表の布陣&メンバー。(C)SAKANOWA
全員が高評価「4」以上。途中出場の久保建英、浅野拓磨も結果を残す。
[国際親善試合] ドイツ代表 1–4 日本代表/2023年9月10日3:45(現地18:45)/フォルクスワーゲン・アレーナ
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が4-1でドイツ代表に勝利を収めた。伊東純也が1ゴール・1アシスト、さらに上田綺世、浅野拓磨、田中碧も得点を記録。久保建英も2アシスト。
日本代表の選手の採点と寸評は次の通り。
▼採点の見方
ポジション 背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。
【日本代表:ドイツ代表戦]
GK 12 大迫敬介 4
Jリーグ勢からの抜擢に応える。ハイボールに苦戦したものの相手に自由を与えず。守り切った。
DF 2 菅原由勢 5(▼84分)
テンションの高い時間帯、先制点をアシストし、2点目のクロスも放つ。レギュラーの座を掴んだ。
DF 4 板倉滉 4
ピンチでのアジリティの面で課題も感じたが、決定機を作らせない守備を貫徹。
DF 16 冨安健洋 5【MAN OF THE MATCH】
アーセナルFCの同僚であるCFカイ・ハフェルツに仕事をさせず。加えて先制点と2点目の起点に。ザネへの二度の決定機になりかけた際の対応も申し分なかった。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出。
DF 21 伊藤洋輝 4
レロイ・ザネに振り切られた場面もあったが、時間が経つごとに対応力もアップ。ロングキックも冴えた。終盤はウイングバックに入った。ゴール前で与えたFKは、不要なファウルだった。
MF 5 守田英正 4(▼75分)
遠藤よりやや高めに位置取り、ある意味“狙われ役”に。ボールを奪われればピンチになったが、踏ん張り切れるとチャンスに。ゴール前であと一仕事できれば、さらにブレイクスルーしそうだ。
MF 6 遠藤航 5
新主将ギュンドアンに前を向いて仕事をさせず。日本ゴール前の密集地帯のピンチで、ことごとくボールをクリア。ドイツには遠藤がいなかった。
MF 7 三笘薫 4(▼84分)
三笘対策でキミッヒが右SB起用されたが、苦にせず。しっかり起点となって相手を複数人引き出し、ラインブレイクからゴールにつなげた。
MF 14 伊東純也 5(▼75分)
1ゴール・1アシスト。まさにインテンシティ――一瞬のプレー強度が高く、ドイツ代表を翻弄した。
MF 8 鎌田大地 4(▼59分)
ドイツ代表を困らせるポジショニングでボールを引き出して、2ゴール演出。自身のシュートは限られたが、大勝に貢献した。
FW 9 上田綺世 4(▼59分)
伊東から方向を変えたボールを流し込み決勝点を奪取。リュディガーからボール奪取したあとのGKテア・シュテーゲルとの1対1を仕留めればパーフェクトだった。
▼交代出場
FW 18 浅野拓磨 4(△59分)
何度も快足を飛ばし、90分に試合を決定づけるジャガー弾。
DF 3 谷口彰悟 4(△59分)
3バックを形成し、押し込まれるなかでもピンチの目を紡いでいった。
MF 17 田中碧 4(△75分)
球際で劣勢を招き、ミスパスも見られたが……最後のゴールで結果を残した。
MF 20 久保建英 4(△75分)
リュディガーからゴセンスへのパスをインターセプトし、浅野弾をアシスト。さらに再びゴセンスをかわしてのクロスから田中ヘッド弾をもたらした。
DF 19 橋岡大樹 ―(△84分)
右ウイングバックに入って、試合を締めた。
MF 10 堂安律 ―(△84分)
最後のカードで投入されて、その後、2ゴールが生まれた。