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【浦和】日本代表での伊藤敦樹の衝撃弾にスコルジャ監督「攻撃面が大きく進化している」

日本代表での浦和の伊藤敦樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

一方で「恐れている」のはやはり…。

 J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が9月13日、2日後のホームでの京都サンガF.C.戦を前にオンラインによる記者会見を行った。

 指揮官は前日のサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)対 トルコ代表戦(〇4-2)を視聴。そこで浦和の伊藤敦樹がインパクトのある左足ミドルを叩き込んで自身代表初ゴールを記録し、勝利に貢献した。伊藤自身もレッズでのプレーから生まれた一撃だったと語っているが、スコルジャ監督もこのゴールを喜んだ。

「ファンタスティックなゴールでした。ここ数か月、アツキの攻撃のパフォーマンスは大きく進化しています。素晴らしいポテンシャルを代表チームという高いレベルで示してくれたことはとても嬉しいです。将来的に代表に入る浦和の選手は増えていくと思います」

 一方、近年はJリーグで活躍した20代前半・中盤の選手は次のマーケットで、欧州に渡っていく傾向にある。それはスコルジャ監督の母国であり長年率いたポーランドもやや似た状況で、ポーランドリーグで活躍することで5大リーグなどに移籍するケースは多い。

「(Jリーグとポーランドは)似たような状況にあります。今回もJリーグから招集された選手は多くありません。ポーランドも同じです。アツキが活躍を続ければ、海外へ行く可能性は高まっていくと思います。そこは恐れていることです。とはいえ選手の成長を考えると、それが通常のプロセスです。そうなれば、受け入れていくしかありません」

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 また、指揮官は森保一監督のマネジメントの上手さにも言及していた。

「森保監督は素晴らしい仕事をしていると思います。代表チームをずっと見ていますが、結果を残しているだけでなく、チームのスタイルを構築していますし、ゲームコントロールもできていて、そのなかで選手のポテンシャルも上手く発揮させていると思います」

 スコルジャ監督にとっても嬉しい、浦和での教え子による日本代表初先発&初ゴールとなった。

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