久保建英が幻のゴラッソ。レアル・マドリードを翻弄、先制点演出。レアル・ソシエダ1-2で逆転負け
レアル・ソシエダの久保建英(左)がレアル・マドリードのロドリゴと競り合う。(Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)
右ウイングで先発フル出場、バレネチェア弾をもたらす。さらにカットインから…。
[スペイン1部 5節] レアル・マドリード – レアル・ソシエダ/2023年9月18日4:00(現地21:00)/サンチャゴ・ベルナベウ
スペイン1部リーグ5節、レアル・ソシエダは首位レアル・マドリードとアウェーで対戦し、1-2の逆転負けを喫した。ソシエダに所属する日本代表の久保建英はフル出場し、カットインから先制点を演出。さらに強烈なショットでゴールネットを揺らしたが……惜しくもオフサイドの判定で、幻のゴラッソとなった。
試合開始から畳みかけたレアル・ソシエダは5分、久保のクロスからアンデル・バレネチェアが一度GKケパ・アリサバラガに止められながらも押し込み先制点を奪う。さらに11分、久保がカットインから強烈な一撃! 2-0となったかと思われたが、そのボールの軌道にいたミケル・オヤルサバルがオフサイドポジションにいたため取り消しに。伝説の一撃になりかけたが……「幻」となった。
さらに久保から決定的なチャンスが作り出されていく。
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ただし次第にスペースができてくると、レアル・マドリードが攻勢に立つ。そして後半開始直後のフェデリコ・バルベルデの一撃、さらに60分のホセルのヘディング弾でついにスコアがひっくり返される。
4-3-3の右ウイングで先発した久保は、中央でもプレーするなどフル出場。ただ、あと1点を返せずレアル・ソシエダは1-2で首位マドリードに惜しくも敗れた。