【大宮】J3降格危機…20位山口と9差の最下位。原崎政人監督「頭と体をしっかり整え、次の対戦相手へしっかり準備」。熊本に0-3で敗れる
大宮のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
残留を懸けた重要な一戦、ロアッソは14試合ぶりの勝利。
[J2 35節] 大宮 0-3 熊本/2023年9月16日18:03/NACK5スタジアム大宮
J2リーグ35節、最下位の大宮アルディージャは20位だったロアッソ熊本との残留争いの重要な一戦を0-3で落とした。熊本は14試合ぶりの勝利で、18位に上がった。一方、大宮は勝点27で、残留圏内20位のレノファ山口(勝点36)とは9ポイント差。
試合後にはゴール裏を埋めたアルディージャサポーターの多くが居残って抗議し、クラブのここからの反抗への姿勢を問った。その様子がSNSでも発信されている。
大宮の原崎政人監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「本当に残念です。ホームで勝点3を取らなければいけなかった一戦、悔しいです。(今後へ)変わらず続けていくしかないです。次の試合がすぐ来るので、勝つための準備をするしかありません」と憔悴した表情で語った。
特にヤクブ・シュヴィルツォクを投入した後半はチャンスを多く作り出した。シュート数も8本対12本と決して少なくはなかった。ただより前に出て仕掛けた際の3失点目を、指揮官はポイントに挙げた。
「使いたかったスペースをあまり使えなかったので、そこは改善点です。(次戦へ)フレッシュな状態で試合に臨めなければ良いものは出せないと思うので、まず頭と体をしっかり整えて、次の対戦相手へしっかり準備することを変わらずやっていきたいです」
そう語った原崎監督はサポーターへのコメントを求められると、「(敗戦本当に申し訳ないです。戦い続けるので、一緒に闘ってもらいたいです」と呼び掛けた。
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9月24日に組まれている次節36節、大宮は14位の徳島ヴォルティスとアウェーで、熊本は13位の栃木SCとホームで対戦する。