【FC東京3-2鳥栖】前半2失点から大逆転勝利!サガン川井監督「余裕が油断に変わってしまった」
バングーナガンデ佳史扶。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
復活のバングーナガンデ佳史扶、クロスから2ゴールをもたらす。
[J1 28節] FC東京 3-2 鳥栖/2023年9月23日15:04/味の素スタジアム
J1リーグ28節、FC東京がサガン鳥栖に前半2失点を喫しながら後半に3ゴールを奪い逆転勝利を収めた。
立ち上がりは鳥栖が主導権を握る。そして18分に長沼洋一、32分には富樫敬真が古巣からPKで2点目を奪ってみせる。
ただ、そのあと次第にFC東京ペースに。後半は松木玖生が球際でも確実に上回ってマイボールにしていくなど、ホームチームが主導権を握る。
すると4か月ぶりとなる先発復帰を果たしたバングーナガンデ佳史扶のクロスから、54分にアダイウトン、59分に渡邊凌磨が決めて同点に! そして87分、俵積田晃太の初ゴールで、鮮やかにひっくり返してみせた。
鳥栖の川井健太監督は試合後のDAZNでのフラッシュインタビューで、「前半はいい入り方ができました。前半の中盤から、2点取れたことで慣れていないと言いますか、その余裕が油断に変わってしまいました」と語った。ハーフタイムに修正をかけたが、FC東京の「パワーの出し方が非常に素晴らしかった。そこで後手を踏んでしまった」と振り返った。