【鹿島】横浜FMとの大一番、柴崎岳が復帰後初スタメン「こうした試合で勝ってこそ、自分が呼ばれた意味があった」
柴崎岳。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
70分に交代、「最初からしっかりピッチを上げて戦った」。
[J1 28節] 鹿島 1–2 横浜FM/2023年9月24日15:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズの柴崎岳が横浜F・マリノス戦、この夏に復帰して以来、公式戦初の先発出場を果たした。ボランチとして先発出場し、70分に名古新太郎と交代した。
7年ぶりに復帰したアントラーズの新『20番』は、こうして初先発を大一番で迎えられたのを運命だと感じていた。それだけに……勝利を飾りたかったと、試合後、胸の内を明かした。
「勝ちたかったです。初スタメンでこうした試合が巡ってくるのは縁だと感じました。勝ってこそ自分が呼ばれた意味があります」
試合途中では何度もセンスあるプレーを披露。ただ、ゴールに直結する仕事はなかなかできなかった。
「個人的にはもっとできたなと。もちろん、(スペインで昨シーズンを終え、鹿島加入が決まるまで)スタメンからやる感覚がまだ十分に持てていないなか、それでも60分、70分に交代してでも、最初からしっかりギアを上げてやっていこうと思っていました。リードしてサブの選手に受け渡して、勝ちたかったです」
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柴崎はそのように振り返り、悔しさを噛みしめていた。
残り6試合、首位ヴィッセル神戸からは9ポイント差に……。一縷の望みを抱いて、鹿島は9月30日にアウェーでアビスパ福岡と対戦する。