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クリアソン新宿にJ3クラブライセンス。国立競技場の活用も視野

国立競技場。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

残り7試合、JFL2位以内が条件に。現在1ポイント差の4位につける。

 Jリーグは9月26日、理事会で2024シーズンのJ3クラブライセンスの申請があったクラブ(J3入会希望クラブ)に関する判定結果を発表した。クリアソン新宿は施設基準に課題があるものの、東京23区というホームタウンの特性に鑑みJ3ライセンスの交付を決定した。レイラック滋賀は施設基準、高知ユナイテッドSCは財務基準に関して確認が必要な事項が残っているため、10月の理事会で継続審議となる。

 現在JFL2・3位と勝点1差で4位につけるクリアソン新宿は、現状のライセンスルールに則っての承認となった。これまで同チームが二度ホームゲームとして開催し、1万人以上を動員した新宿区にある国立競技場の活用も視野に入る。

■判定結果
▼クラブライセンス交付※
ラインメール青森 J
クリアソン新宿
ヴィアティン三重
ヴェルスパ大分

▼継続審議
レイラック滋賀
高知ユナイテッドSC

 J3クラブライセンスが交付されたクラブは10月の理事会で、Jリーグ入会が審議される。入会を最終承認されるためには、JFL最終節終了時点で以下の条件を満たさなければいけない。

1)入会直前年度のJFLのリーグ戦におけるホームゲームにおいて、1試合平均入場者数が2000人に到達することを目指して努力していると認められること。

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2)短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとJリーグが評価できる状態にあること

3)入会直前年度のJFLのリーグ戦における最終順位が2位以内であること

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