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サッカー日本代表の監督候補に浮上したレーヴ氏、あの国からオファーを受ける

元ドイツ代表監督のレーヴ氏。(Photo by Maja Hitij/Getty Images)

元ドイツ代表指揮官、約2年半の充電期間を経て、そろそろ現場復帰か。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の監督候補にもかつて浮上した元ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ氏(Joachim Loew)だが、2021年3月に退任したあと、約2年半もの間、無所属のままとなっている。

 15年間という長期政権を築いた名将に対し、同じくドイツ人だったシュテファン・クンツ氏のトルコ代表監督解任を受けて、トルコサッカー連盟がオファーを出したという。

 現在63歳のレーヴ氏だが、1998-99シーズンにフェネルバフチェSK、2001年にはアンタルヤスポルとトルコのクラブチームを率いた経験もある。特にフェネルバフチェではリーグ優勝をあと一歩のところで逃したものの、トルコ国内では高い評価を得ている。

 ただしドイツメディア『BILD』によると、レーヴは応じるつもりはないということだ。果たして、トルコ連盟の巻き返しはあるのか?

 とはいえレーヴ氏の空白期間は2年半である。充電期間としては、やや長い。

 2014年ブラジル・ワールドカップの優勝指揮官は6月に『BILD TV』で、「いくつかの計画やアイデアがあり、問い合わせやオファーもいただきました。しかし私は100パーセント確信を持ち、どのように変化をもたらすことができるか、そこに共感できた場合に限ります」と語っていたという。そしてクラブチーム、あるいは代表チームを率いることを考えているのか? との問いには、「いずれもイメージしています。もちろんクラブでは毎日選手たちと一緒に仕事できるので、それはいつも楽しいことでした」と、ややクラブ寄りの意向を示していたそうだ。

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 様々なタイミングが関わってくる監督人事だが……。レーヴ氏としては、ここが人生最大の決断と捉えているようだ。

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