日本代表の新監督、名将レーヴが候補!?「今やる気が漲ってきている」ドイツ代表を率いて2014年のW杯制覇
今年5月のDFBカップ決勝にゲストで登場した元ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴ氏。(Photo by Alex Grimm/Getty Images)
フリーとなって1年以上、現場復帰は近づいているようだが――。
[カタールW杯 ラウンド16] 日本代表 – クロアチア代表 /2022年12月5日18:00(日本時間6日0:00)/アル・ジャヌーブ・スタジアム
カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16、日本代表が日本時間12月5日24時(6日午前零時)から、クロアチア代表と対戦する。FIFAランキングはクロアチア12位、日本24位。
日本はW杯4度目の16強進出で、森保一監督のもと初のベスト8なるか。
また、大会がノックアウトステージに突入し、日本代表監督の今後の人選についても注目の話題になりつつある。アルゼンチン人のマルセロ・ビエルサ氏が(Marcelo Bielsa)後任候補の一人として浮上しているが、ウルグアイ代表が獲得に名乗りを挙げ、五輪世代からの育成・強化を全面的に担う可能性が高まっていると言われる。
さらに、前ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ氏(Joachim Löw)の名前も挙がっている。
ドイツ代表のユルゲン・クリンスマン元監督のもとコーチとして自国開催の2006年W杯に臨み、そのあと監督に昇格。南米開催での初めての欧州勢王者となる、2014年のブラジルW杯優勝を果たした。
しかし2018年のロシアW杯はGS敗退、さらに21年のEURO20220(新型コロナウイルスの影響で1年延期)ではラウンド16でイングランド代表に敗れて退任し、現在のハンジ・フリック監督にバトンを託した。
その後は現場復帰せず、現在62歳になる。そんななか『テレグラム・インディア』が12月3日、「2026年のW杯に向けて、レーヴが日本代表の後任監督として注目を集めている」と報じた。また、レーヴ自身が最近の『キッカー』のインタビューで、「サッカーを観ていると再びやる気が漲ってきます。数か月前まではそうではありませんでした。それが魅力的な仕事であれば、引き受ける準備ができています」とコメントしたことを紹介。フリーの身となって1年以上が経ち、現場復帰が近づいていると見ている。
とはいえレーヴ氏には、一度トップチーム監督を務めている古巣のVfBシュツットガルトなどが、すでに指揮官やスタッフ就任の打診をしてきた。ヨーロッパ各国での人気は高く、優先順位が高いのは、やはり欧州5大リーグになるか。
日本代表は2大会連続で、W杯のノックアウトステージ進出を果たしたが、具体的かつ壮大で魅力的なプロジェクトを示し、十分なバックアップ態勢を確約できるか。金銭的な条件はもちろん、そのあたりが世界的な“名将”を招へいするのであれば、ポイントになってきそうだ。
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