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JFL八戸の監督が記者会見中に倒れ救急搬送…手術は無事成功

(C)SAKANOWA

葛野監督が青森ダービーを制した直後に。現在は療養治療中。

 JFL(日本フットボールリーグ)ヴァンラーレ八戸の葛野昌宏監督が7月29日のダイハツスタジアムで行われた後期4節・ラインメール青森戦で、4-1の勝利を収めた後の記者会見中に体調を悪化、救急搬送された。

 クラブによると、その後「急性大動脈解離」と診断されて29日夜から30日朝にかけて緊急手術が行われ、無事に成功したという。葛野監督の容態は安定しており、現在病院にて療養、治療中だ。

 ヴァンラーレ八戸は「救急搬送に関して救急車到着前、メディアの皆様の迅速な対応と協力があったことをこの場をお借りして御礼申し上げます。今後の葛野監督の容態ならびにトップチームに関しては改めてご報告させていただきます」と、公式ホームページでコメントしている。

 葛野監督は1975年7月2日生まれの43歳、北海道札幌市出身。室蘭大谷高校卒。元DFで、湘南ベルマーレ、アルビレックス新潟、ジャトコ、佐川印刷FCでプレー。14年からラインメール青森、18年から現在のヴァンラーレ八戸の監督を務めていた。ホームで迎えた今回のダービーは2699人が来場、指揮官にとっても特別な一戦だった。

 指揮官は記者会見で「ホームでの青森ダービーで勝ち点3をあげることができてとても嬉しい。見に来てくれた方々にしっかりと伝えることができたと思う。ただ『ダービーに勝った』というだけなので、次に向けて成長できるようにしっかりとやっていきたい」と語っていた。

文:サカノワ編集グループ

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