【アジア大会】日本女子代表が北朝鮮を4-1で下し連覇。中嶋淑乃、大澤春花、谷川萌々子、千葉玲海菜が決める
アジア大会決勝、日本女子代表の中嶋淑乃が北朝鮮から先制! 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
劣勢から後半3ゴール、テクニックで上回る。通算三度目の優勝に。
[杭州アジア大会 決勝] 日本女子代表 4–1 北朝鮮女子代表/2023年10月6日21:00(現地20:00)/Huanglong Sports Centre Stadium
中国・杭州で開催中のアジア大会・決勝、サッカー日本女子代表が4-1で北朝鮮女子代表を下して大会2連覇を達成した。
4-2-3-1の布陣でスタートした日本だが、立ち上がりはフィジカルで上回る北朝鮮に押し込まれる。それでも10分、右MF山本柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)のクロスに、逆サイドからゴール前へ走り込んだ左MF中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)がボレーで合わせて先制に成功。最初の決定機をしっかりモノにしてみせた。
そこから北朝鮮の反撃を受ける。すると38分、キム・キョン・ヨンに今大会12点目となるゴールを決められ、1-1に追い付かれてしまう。
急造チームである日本は後半押し込まれるものの、GK浅野菜摘(ちふれASエルフェン埼玉)、17歳の古賀塔子(JFAアカデミー福島)を中心に凌いでいく。
すると66分、コーナーキックに大澤春花(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)がヘッドで合わせて、日本が2-1で勝ち越す。
この一撃が北朝鮮に大きなダメージを与え、69分に谷川萌々子(JFAアカデミー福島)、72分に千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)が決める。
関連記事>>【移籍】どうなる日本代表GK鈴木彩艶、マンチェスター・ユナイテッドが来夏オナナの後任を探す!?
フィジカル面で劣勢を強いられたが、テクニックで上回ったASIANなでしこジャパンが4-1で勝利を収め、連覇を達成した。日本がこのアジア大会では3つ目の金メダル獲得に。女子代表は三度目の優勝で、初の連覇となった。