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現役26年44歳、大宮GK南雄太が今季で引退「自分でも到底想像できなかった長い現役生活」。柏レイソルの初タイトル獲得に貢献

大宮のGK南雄太。(C)大宮アルディージャ

残り4試合、J2残留へ「どんな立場であれ全身全霊を尽くして、チームのために最後の最後まで闘います」。

 J2リーグの大宮アルディージャは10月19日、GK南雄太(Yuta MINAMI)が2023シーズンをもって現役を引退すると発表した。現在44歳で、柏レイソル時代の1999年にはクラブ初タイトルとなるルヴァンカップ(当時:ナビスコカップ)の獲得に貢献。日本代表にも選出された経験もある。記者会見も実施予定だ。

 南は1979年9月30日生まれ、神奈川県出身。185センチ・82キロ。44歳。これまでのキャリアは、武蔵ヶ丘FC ― 読売日本SC Jrユース ― 静岡学園高 ― 柏レイソル ― ロアッソ熊本 ― 横浜FC ― 大宮アルディージャ。

  Jリーグ通算GK最多出場記録665試合を持つ(2023年10月19日時点)。今季はリーグ2試合、天皇杯2試合に出場している。

 南は大宮を通じて、次のようにコメントしている。

「わたくし南雄太は、今シーズン限りでの現役引退を決断致しましたので、ここにご報告させて頂きます。 26年間という、自分でも到底想像もできなかった長い現役生活をこの年齢まで過ごしてこれたのは、丈夫な体に生んで育ててくれた両親、いつどんな時も自分の一番の支えになってくれてサポートしてくれた妻、自分に無限のパワーを与えてくれた子供たちや家族、そして自分が在籍させて頂いた柏レイソル、ロアッソ熊本、横浜FC、大宮アルディージャの各クラブでともに闘った選手、監督やコーチングスタッフ、クラブスタッフの方々、パートナーシップスポンサーの方々、そして各クラブのサポーター、ファンの方々、その自分に関わって頂いた全ての方々のおかげに他なりませんし、ただただ感謝という言葉しかありません。

 本当に本当にありがとうございました! 幼稚園でサッカーを始めて10月に入って引退を決意した日までの約40年間、苦しいことや辛いことはたくさんあったけれど、でも大好きなサッカーを辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。

 それが、いかに自分のサッカー人生が充実して素晴らしいものだったかを物語っていると思います。だからもうこれっぽっちの悔いも全くないくらいやりきりました。

 心から自分自身によく頑張ったと言ってあげたいです。 今シーズンも残り4試合。アルディージャの残留のために自分はどんな立場であれ全身全霊を尽くして、チームのために最後の最後まで闘います。

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 どうか引き続き応援のほど宜しくお願い致します。 そして、あと1か月でサッカー選手ではなくなりますが、今後とも『サッカー人、南雄太』をどうぞよろしくお願い致します!」 

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