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【浦和】サポーター暴徒化、10月中に新処分基準を策定へ。「飛び降り行為」6人も対象

浦和の応援風景。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

JFAの理事会で、追加処分が決定。

 J1リーグの浦和レッズは10月19日、天皇杯の名古屋グランパス戦で暴徒化した浦和サポーターへの処分について、日本サッカー協会(JFA)の理事会で、新たに違反者6人への処分が決定したと発表した。また、クラブは月内に新たな処分基準を策定し、それに則り、この6人への処分も下す方針を示している。

 JFAはこの試合後、スタジアムからピッチへの「飛び降り行為」および「危険行為」があったと認定。主催者等の許可を得ずピッチに降り、集団で押し寄せたことにより群衆雪崩の危険を生じさせた行為を問題視した。

 この両方の行為に及んだ3人に対し、対象10試合、その間に開催されるJFA主催試合への入場禁止処分が科された。

 さらに「飛び降り行為」(のみ)に及んだ3人に対し、 対象1試合の入場禁止処分が科された。

 対象試合はいずれも10月17日に開催されたキリンチャレンジカップの日本代表 – チュニジア代表戦から。

 この処分は、JFAが入手した映像などを用いて、JFA担当部署と浦和レッズ競技運営部門と確認。行為者への処分検討協議での合意を経て最終決定が下された。

 処分対象者の全6人に対しては、チュニジア戦前に通達。すでに念書がJFAに提出されている。

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 また、この6人は、暴力行為、威嚇行為、破壊行為、侮辱行為等には及んでいないことが確認されている。しかし浦和によると、10月中の完成を目指している新たな処分基準に則り、クラブとしての処分を検討しているそうだ。

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