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エムバペ移籍、『2024年1月』が重要ポイントである理由とは!?

パリSGのエムバペ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

一度ペレス会長の顔に泥を塗っているだけに、レアル・マドリードとすぐさまサインを交わす可能性も。とはいえ…。

 フランス1部パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は、果たして来季2024-25シーズン、フリートランスファーとなってスペイン1部レアル・マドリードに移籍するのだろうか。『マルカ』は来年1月1日を、一つの重要なポイントに挙げる。

 移籍情報に詳しいファブリシオ・ロマーノ氏らによると、24歳のスーパースターは2025年までパリSGとの1年間の延長オプションを行使する、あるいは、再び延長契約を結ぶ可能性があると伝えてきた。しかし、これまでのところ、エムバペのPSG残留は確定せず。このままであれば、やはり今季限りで契約満了に伴いフリーエージェントとなって、新天地を求める――というシナリオが見えてくる。

 そこでポイントになるのが「2024年1月1日」だという。契約満了6か月前となるこの日から、現所属クラブ以外との交渉が可能になるのだ。

 とはいえ、そのように“認められている”だけの話である。むしろ逆に、その6か月前(1月1日)までは、現所属クラブが優先して交渉できる、というルールでもある。

 その元日からいきなり交渉がスタートするというわけではない。とはいえ、もちろん年が明ければ制約が解かれるため、クラブや仲介人などが何かしらの動きを起こすかもしれないということだ。

「もしもエムバペが来年1月1日までPSGと契約更新をしなかった場合、彼が他クラブと契約する可能性が再び開かれる。彼の契約は2024年6月30日に期限を迎える。彼とクラブの確執が明らかになって以降、この点は何も変わっていない」

「2年前と同じく、重要な日程は2024年1月になる。今回はペレスがエムバペとの書面でのサインを早急に求めることになるのは至極当然だ」

 2シーズン前、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、エムバペがフリートランスファーで加入するものと信じ切っていたが、急転直下、エムバペはまさかのPSG残留を決断。口頭での合意は反故にされた。

 それだけに、もしかすると今回、さすがに白い巨人のトップの顔に二度も泥を塗る行為は礼儀を欠くだけに、エムバペがすんなりサインをすることも考えられる。

 とはいえ、そもそも本当にレアル・マドリードがエムバペ獲得に動くのか? ヴィニシウス・ジュニオールとの主戦場被りの問題は解消されるのか? あるいはリバプールFCなどがさらに大金をかけて獲得に動くという噂も聞かれる。

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 そして『マルカ』は「これが彼にとって、レアル・マドリードでプレーする最後のチャンスになるかもしれない。それは彼の夢だったはずだ」と、やや扇動的につづっている。

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