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札幌-柏戦、片山瑛一の『ノーハンド』判定は妥当。JFA審判委員会「意図的にプレーしたあと、そのボールが自身の手や腕に触れた場合はノーファウル」

(C)SAKANOWA

G大阪-名古屋戦でも同じようなケース。

 日本サッカー協会(JFA)審判委員会が10月26日に行ったレフェリーブリーフィングのなかで、J1リーグ29節の北海道コンサドーレ札幌 – 柏レイソル戦、柏DF片山瑛一の蹴ったボールが自身の腕に当たったものの、「ノーハンド」と反則にならなかったシーンについて取り上げ、詳しく解説した。

 試合終盤に差し掛かった75分、札幌のフィードをクリアしようした柏のDF片山瑛一だが、後ろ向きになってクリアしようとした際、蹴ったボールが振り上げた左腕に当たった。かなり大きく腕を上げていたものの、主審はノーファウル……ハンドではないと判断し、プレーを続行させた。PKの可能性もあったためVARも介入したが、そのまま「ノーハンド」となった。

 JFA審判委員会Jリーグ審判デベロプメントマネジャーである東城穣氏は、JFAの見解として「ハンドの反則ではない」として、主審の判定が正しかったと説明した。

 競技規則上でも明記されているが『意図的にプレーしたあと、そのボールが自身の手や腕に触れている』場合は、ハンドにならないという。つまり、クリアなどしようと蹴ったボールが思わぬ方向に飛んで、自身の手や腕(腕部)に当たった場合、ハンドのファウルには該当しないということだ。

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 30節のガンバ大阪 – 名古屋グランパス戦のG大阪ゴール前でも類似したケースがあったが、やはり蹴りに行ったボールが腕部に直接当たったケースであり、ノーファウルが妥当と説明があった。

Posted by 塚越始

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