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ホリエモンが楽天ポイント「改悪で楽天経済圏崩壊?」詳しく解説。ユーザー8割はプラスと言うが…

大迫勇也の胸には「Rakuten Mobile」の文字。楽天グループは「楽天モバイル」で勝負!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「スーパーポイントアッププログラム」(SPU)、楽天モバイルのユーザーは「5倍」だが…。

 J1リーグのヴィッセル神戸の責任企業でもある楽天グループ株式会社(三木谷浩史代表取締役会長兼社長最高執行役員)はこのほど、12月1日から「スーパーポイントアッププログラム」(SPU)のポイントサービス内容を変更すると発表した。楽天モバイルの利用者のポイントは実質5倍になり、携帯ユーザーのシェア拡大に、より重点が置かれる施策となった。同グループによると、現在の8割の楽天ユーザーがポイントアップするということだ。

 この新サービスや施策について、ネットやSNSでは様々な情報が飛び交っている。そうしたなか、実業家の堀江貴文氏が自身のユーチューブ公式チャンネル「ホリエモンチャンネル」にて『楽天SPU改悪で楽天経済圏崩壊か?Rakuten STAYから解説します」と題した動画をアップし、詳しく解説している。動画はアップから7時間で視聴者10万人を突破するなど、好評を博している。

『Rakuten STAY 福岡薬院』で動画を撮影した堀江氏は、この楽天モバイル利用者に特典を与え、他のサービス利用者のポイント倍数が一気に減ることに伴い、「SPUは楽天経済圏のマジで肝だと思うのですが、それを完全に楽天モバイルへ三木谷さんはなりふり構わず持って行った」と説明した。

「プレミアムユーザーはめちゃくちゃ改悪になっている」として、今後、楽天モバイルのユーザーが増えれば、同モバイルのユーザーに対しても「同じことが起きる可能性が高い」とも示唆。また、ヘビーユーザーの今後の動きにも注目する。

「かなり複雑で、サービスによってもらえるポイントは違いますが、楽天側の説明では8割の人たちがポイントが実質的には増え、逆に2割のヘビーユーザーさんは“泣いてください”という内容です。せっせとコツコツ報いてきたヘビーユーザーさんは切り捨てられたとも言えます」

 サービス変更に伴い、楽天プレミアムカードの年会費返金などにも応じるという。三木谷会長の楽天モバイルに懸ける想いが伝わってくる施策と言える。

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「肝いりである楽天モバイルのユーザーを増やすことに躍起。それぐらいやらないと無理だというのが一つ。とにかく楽天経済圏の切り札を今回使いました」「とにもかくにも、楽天経済圏の総力をかけて、楽天モバイルを取りに行くという決意が伝わってきました」

 堀江氏はそのように説明し、一つの“勝負”とも見ている。ファミリーレストランやショッピングでポイントを利用しやすい楽天だが、利用者が今回のサービス変更で、どのような感触を得るのか。「改悪」という言葉が多く使われているが、12月以降、楽天モバイルユーザーから交感が示されれば、楽天の逆襲にもつながるか――。

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