【浦和-神戸】三木谷会長「Vamos」。13年前の埼スタ、逆転J1残留で涙した現役の吉田孝行は言った「いつの日か、ヴィッセルが優勝争いをして、涙を流したい」

J1リーグ優勝へのカウントダウン。「LAST3」動画にエール。

［J1 32節］浦和 – 神戸/2023年11月12日15:00/埼玉スタジアム2002

　J1リーグ32節、浦和レッズ – ヴィッセル神戸の一戦が11月12日、埼玉スタジアムで行われる。2位横浜F・マリノスと2ポイント差をつける首位・神戸は勝てば初のリーグ優勝に大きく近づく。一方、神戸と9ポイント差で3位につける浦和は、勝利することで奇跡の逆転Vへ望みをつなげる。

　ヴィッセル神戸はユーチューブの「VISSEL KOBE 公式チャンネル」で「【LAST 3】 #神戸とトモニ ［11.12vs.浦和｜11.25vs.名古屋｜12.3vs.G大阪］」を公開した。

　奇しくも2010年最終節は埼スタでの浦和レッズ戦。そこで現指揮官の吉田孝行が2ゴール、朴康造も決めて、さらにアディショナルタイムには小川慶治朗がトドメを刺して、神戸が4-0で勝利を収め逆転でJ1残留を成し遂げた。

　その映像とともに、試合後、吉田が涙を流して語った言葉が続く。

「いつの日か、ヴィッセルが優勝争いをして、涙を流したい」

　あれから13年、動画は今季につながれ「その言葉を現実のものにしようとしている」として、「クラブ誕生から29年、紡いできた『誇り』を胸に『トモニイコウ』」と呼び掛けている。

　この動画を、ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長(チェアマン、楽天グループ会長)もエックス(旧ツイッター、アカウントは @hmikitani)でリプライ。一言「Vamos」とエールを送り、多くの「いいね」がつきコメントも寄せられている。

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　もちろんホームの浦和も、そう易々と3ポイントを渡すはずがない。誰もが勝利に飢えている。まさに個とクラブのプライドが激突する大一番になる。