【浦和】興梠慎三の状態は!? スコルジャ監督の答えは…

「連戦が続き、試合数が多いなか、選手たちの反応はそれぞれ…」

［J1 32節］浦和 1–2 神戸/2023年11月12日15:00/埼玉スタジアム2002

　J1リーグ32節の浦和レッズ – ヴィッセル神戸戦、エースの興梠慎三はメンバー外だった。この試合前に行われたマチェイ・スコルジャ監督のオンラインによる定例の記者会見で、興梠のコンディションについて質問をした。そこで指揮官は「できれば相手に少しでも情報を与えたくはないところですが……」と、このタイミングで何かしらのヒントを神戸に与えてしまうのはチームにプラスに働かないと考えていた。　

　ルヴァンカップ決勝のアビスパ福岡戦はメンバー外。その4日後に行われたアウェーでのAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)浦項スティーラース戦は途中出場。そしてこの神戸戦は再びメンバー外に……。

　スコルジャ監督の記者会見の一問一答は、浦和の公式サイトに掲載される。ただ状況によってはその質問がカットされることもある。今回の興梠に関する問いも掲載されなければ触れないでおこうとしたが、指揮官が答えてくれたコメントが掲載されていたので引用したい。

――興梠選手の状態は?　ルヴァンカップはメンバー外、ACLはベンチ入りからの途中出場。コンディションなどを考慮したものなのか、リンセン選手の状態もよく戦術・戦略的な判断が大きいのでしょうか?　

「話しすぎると対戦相手がやりやすくなると思いますので、多くは語りたくありません。連戦が続き、試合数が多いなか、選手たちの反応はそれぞれ違ってきています。多くの試合のなかで、どのようにマネジメントをするかということだと思います」

　そのようにスコルジャ監督は、スケジュールや対戦相手を考えてメンバー選考をしているということだった。

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　ルヴァンカップは逃し、ACLも浦項に連敗、リーグ優勝の可能性も潰えた。もちろん興梠だけではないが、そのパワーが今チームにあれば……。そう残念に思わざるを得ないシーズン終盤の展開になってしまった。