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「マジで殺人につながる」ホリエモン激怒、マフィン食中毒。厚労省『CLASS Ⅰ』「死亡の原因となり得る可能性が高い」

(C)SAKANOWA

防腐剤・添加物不使用で安全を売りにしていたが…「『お子様にも安心してお召しあがりいただけます』ということだが、逆やん!」。

 11月11、12両日に東京ビッグサイトで開催された「デザインフェスタ」で、焼き菓子店の販売したマフィンを食べた人が食中毒を起こした問題は、さまざまな方面で議論を呼んでいる。

 防腐剤や食品添加物の不使用、砂糖の使用量半分が売りだったが、購入者から食中毒や体調不良を訴える声、「中身が糸を引いている」などの声が相次いだという。この菓子店はSNSで子供も安心して食べられると強調していた。しかし厚生労働省はリコールを受けて、フグ毒などと同等で「死亡の原因となり得る可能性が高い」という「CLASS Ⅰ」(3段階のうち一番高い)に指定した。

 実業家の堀江貴文氏は11月15日、ユーチューブの「ホリエモンチャンネル」で、この問題について「食品添加物無添加のマフィンで食中毒が発生した件について怒っています」と題した動画をアップ。反農薬など防腐剤・添加物を使用しないことが“正義”だと思っている人に対し、「『お子様にも安心してお召しあがりいただけます』ということだが、逆やん! オーガニック思考、ナチュール思考、行くところまで行っちゃった。本当に怖い」「マジで怒りを覚える」と主張した。

 堀江氏はこれまで人類が積み上げてきた知見・知識・知恵があって保存料・添加物もできてきたと背景を語る。それにより美味しい味を日持ちさせて保存し食べられるようにもなった。

「昭和20、30年代は話が別で人間の知識が追い付いていなかった。むしろ危険なものと人間の役に立つ食品添加物の選別はだいたい終わっています。いろんな悲惨な事件を経て、我々は学び、食品添加物やワクチンも健康被害がないようにどんどんなってきています」

 それでも食品添加物を使わないことが安全だと主張する一定層もいる。しかし今回の事件を受けて、「逆じゃん。子供がこのマフィンを食べて食中毒を起こしたら、下手したら死ぬよ、マジで」と、その思考の怖さにも言及する。

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 厚労省もリコールを受けて「喫食により重篤な健康被害または死亡の原因となり得る可能性が高い」として「CLASS Ⅰ」に指定。ホリエモンは「マフィン事件はマジで殺人につながっちゃうからね。お前らちょっと反省しろよマジで、オーガニック信仰の奴ら。保存料を使え、砂糖を普通に入れろ!」と怒りを爆発させた。

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