中居正広さんとフジテレビ問題、トヨタCM差し止めにホリエモンこと堀江貴文氏「ビッグニュース、めちゃくちゃ激震」と解説

ユーチューブで動画公開、1日で160万人以上が視聴。

　タレントの中居正広さんの女性スキャンダルを発端に、フジテレビの接待の仕方に問題があったとされる件で、フジテレビの港浩一社長が1月17日に記者会見を行い、第三者委員会による調査を実施することが発表されたと、各メディアで報じられた。しかし記者会見について、中継や動画撮影が禁止されたことで情報は一般に共有されず、むしろ、これまでの憶測がさらに憶測を駆り立てる状況に陥り、大手企業のフジテレビでのCM放送中止が相次ぐなど波紋が広がっている。

　かつてライブドア代表時代にフジテレビ買収に動いた実業家の堀江貴文氏は、ユーチューブの『ホリエモンチャンネル』で、「トヨタ自動車がフジテレビへのCMを差し止める件について解説します」と題した動画を公開し、1日で160万人が視聴するなど注目を集めている。

　トヨタ・グループがフジテレビでのCM放送を休止したことを受けて、堀江氏は「ビッグニュースが飛び込んでまいりました」として、「日本の産業界を支えるトヨタグループがフジテレビでCMの放送中止を決めました。これはすごい。これはすごいよ!」と驚く。そして次のように見解を示した。

「もしかすると、キッカケを狙っていたのかもしれません。キッカケはフジテレビ。今までの関係性でなんとなくCMを流していたけれど、なぜこんな大金を払ってまでディスられて、と腹を立てていたのかもしれません。しかも（豊田）章男会長は広く誰にでも顔を知られているのに、（フジテレビの社長は）メディアなのに顔も出さない。ふざけてんじゃねえかって、何なんだ、この会社は!! って。怒っていたんだと思います」

　トヨタはオウンドメディアで自分たちから発信することにも力を入れていて、「キッカケを狙っていたのではないでしょうか。他のテレビ局も明日は我が身だと思っていたほうがいいかもしれません」と忠告していた。

「トヨタがスポンサーを下りるというのは、めちゃくちゃ激震だし、経営陣が変わらないと体質は変わらないし、スポンサーは戻ってこないと思います」

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“フジテレビ離れ”は続いてしまうのか。第三者委員会に委ねるというものの、そもそも中居さんと噂された社員の接触を、一体なぜ改めて同社として完全に否定できなかったのか……など、その対応にも疑問が持たれている。