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【U-17W杯】神村学園の名和田我空が痺れる一発!しかしスペインは強かった…日本1-2で敗れる

名和田我空。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

日本がペースを握ったが…再び挽回されると60分過ぎから防戦一方に。

[U-17W杯 ラウンド16]U-17スペイン代表 2-1 U-17日本代表/11月20日21:00/マナハン・スタジアム(インドネシア)

 インドネシアで開催されているU-17ワールドカップ(W杯)のラウンド16(決勝トーナメント1回戦)、U-17日本代表が1-2でU-17スペイン代表に敗れて、ベスト8進出を逃した。日本は名和田我空(神村学園)の痺れる一撃で一時1-1に追い付いたものの、60分頃から防戦一方になって失点を喫して振り切られた。

 日本はグループDを2勝1敗の勝点6で3位ながらレギュレーションによって突破。一方、スペインはグループBを2勝1分と無敗でコマを進めてきた。

 開始8分、スペインにボールを奪われると、パスを丁寧につながれて、最後はスルーも交えたショートカウンターから先制点を与えてしまう。

 その後もスペインの時間が続いたが、日本は球際に向かう守備を徹底。次第にヤングジャパンが挽回してスピードに乗った攻撃を展開し、スペインゴールに迫る機会も増えていった。

 すると40分、佐藤龍之介(FC東京U-18)がボールを奪い返して右サイドを打開。そのパスを受けた名和田がDFをかすめるように巻いてゴール右隅を突く鮮やかなショットを突き刺して、同点に追い付いてみせた。

 その後も日本が厳しいプレスを続けてスペインに主導権を握らせない。前半はシュート数6本対3本と日本が上回り、1-1のまま後半に突入した。

 スペインは早い段階から交代カードを切っていく。これが奏功して徐々に挽回し、60分頃からスペインの一方的な展開になる。

 再び主導権を握られてしまった日本は選手を交代していくものの流れを変えられない。そして73分、スルーパスからマルク・グイウに決められてしまう。

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 このあと日本もチャンスは作った。が、スペインゴールを脅かし切れず。このまま1-2で敗れて、ベスト16で大会をあとにした。スペインの凄まじい底力を痛感する一戦となった。

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