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【サッカー日本代表】久保建英がぺナ外から会心ミドル、上田綺世2得点、菅原由勢と細谷真大は初ゴール! W杯予選シリアに5-0快勝

日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

伊東純也が4ゴールをお膳立て。

[北中米W杯アジア2次予選 第2戦]シリア代表 0–5 日本代表/2023年11月21日23:45(現地17:45)/プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム

 2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ共催の北中米ワールドカップ(W杯)に向けたアジア2次予選の第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がシリア代表に5-0の勝利を収めて、連勝スタートを切った。日本は久保建英の会心ミドル、上田綺世の2ゴール、さらに菅原由勢と細谷真大の嬉しいフル代表初ゴールと、2戦連続の5得点に。

 森保一監督は16日に大阪で行われたミャンマー戦(〇5-0)からスタメン9人を変更。谷口彰悟、上田綺世が2試合連続で先発。伊東純也、久保建英、冨安健洋、そしてキャプテンの遠藤航らが満を持してスタメンに名を連ねた。三笘薫不在により注目された左ウイングには浅野拓磨が入った。

 日本は4-3-3の布陣で、守田英正が左インサイドハーフに起用され、臨機応変に遠藤との2ボランチ、あるいは二人でポジションを入れ替えていく。

 立ち上がりはシリアの球際への厳しい潰しもあって良い形を作れずにいた日本だが、レフティの一発が流れを変えた。

 32分、伊東のパスを受けた久保がペナルティエリア外から左足を振り切る。得意のゾーンからゴール隅を突いて、待望の先制点をもたらした。

 このあとシリアが攻守のバランスを崩す。その隙を見逃さず、37分、左サイドを崩して、SB伊藤洋輝のクロスをファーサイドにいた伊東がヘッドで落とし、ミャンマー戦ハットトリックの上田綺世が右足ボレーで合わせて2試合連続ゴール! 

 さらに40分、今度は右サイドを打開して、伊東の鋭いクロスを上田が押し込み、大きなチーム3点目、自身2点目を決めた。

 伊東が2アシストで先制点もラストパスを放ち、前半の全3ゴールをお膳立てした。

 日本の攻勢は続く。さらに後半開始直後の47分、敵陣のいい位置でフリーキックのチャンスを得る。久保が蹴ると見せかけて右に流し、菅原がしっかりミート。強烈な弾丸ショットをシリアゴールにぶち込んでみせた。

 仕上げは途中出場の細谷真大だ。パリ五輪世代にあたる22歳のストライカーは82分、伊東のクロスから左足ボレーで、自身フル代表初、この試合でのチーム5点目を叩き込んだ。

 シュート数は日本の19本対2本、2試合連続で打たれた枠内シュートは0本だった。

 日本のメンバーは次の通り。

▼先発メンバー
GK
23 鈴木彩艶
DF
2 菅原由勢
3 谷口彰悟
16 冨安健洋
(76分 4 町田浩樹)

21伊藤洋輝
MF
5 守田英正
6 遠藤航 (キャプテン)
(83分 17 田中碧)

20 久保建英
(75分 10 堂安律)

FW
18 浅野拓磨
(66分 13 南野拓実)
14 伊東純也

9 上田綺世
(66分 11 細谷真大)

▼控え選手
GK
1 前川黛也
12 大迫敬介
フィールドプレーヤー
7 佐野海舟
8 相馬勇紀
15 渡辺剛
19 中山雄太
22 毎熊晟矢

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▼監督
森保一

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