スペイン1部開幕戦で激突!久保建英に岡崎慎司が挑戦状「負けたくない」
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ビジャレアル対ウエスカ戦へ、「(久保は)自由にさせてはいけない選手」
[スペイン1部 1節] ビジャレアル – ウエスカ/2020年9月13日(日本時間14日1:30)/エスタディオ・デ・ラ・セラミカ
スペイン1部リーグに昇格したSDウエスカの岡崎慎司が9月10日、久保建英の所属するビジャレアルCFとの開幕戦に向けたクラブ公式の記者会見に臨んだ。岡崎は初のスペイン1部リーグ挑戦への決意を示すとともに、久保との対戦に「年齢は関係ない、負けたくない」と闘志を剥き出しにした。
1部に昇格した初戦にビジャレアル戦――。日本人対決を意識して組まれたこのカード、岡崎は次のように警戒した。
「ビジャレアル自体、久保タケ以外にも有名な選手がたくさんいます。警戒するのはタケだけではないです。ただ、彼は状況判断が優れています。自分が行けなければ、他の選手を生かす。加えて自分から仕掛けられます。そういったところで、周りの選手も生きてくるプレーヤーだと思います。一人に絞るのではなく、チーム全体で守らなければいけない」
ただし、34歳のストライカーはまずウエスカとして、このプレシーズンに取り組んできたことを思い切ってぶつけることが先決だと強調した。
「いずれにせよ、自分たちのサッカーが通用するかどうかという初戦なので、相手を分析してどうこうと言うよりも、自分たちの作り上げてきたことをやることがテーマ。そういった意味で、あまり(久保を)意識しすぎていません。チームとしても、個人的にも。ただ、日本人対決で最初に当たるだろうなという予感はしていて、タケとプレーできるのは嬉しいです」
岡崎はこのカードを開幕で迎えることを、むしろ待ち望んでいたそうだ。
「(日本代表で)一緒にプレーしたのは1年前でしたが、そこからタケは1部で経験を積んでいます。何でもできることに加え、自分で仕掛けてゴールも取れます。自由にさせてはいけない選手。彼の周りも、久保くん自身も警戒しなければいけない」
そのうえで、岡崎は「負けたくない」と繰り返し、必勝を期した。
「人間的にも常に貪欲な選手。そういったところが去年の成長にも見られたのではないかと思います。年齢は関係ないので、負けたくない。日本人としても負けたくない。個人的には『開幕戦』、『日本人対決』は相性がいいので、ゴールを取れて勝てたら一番いいですね」
岡崎、久保の開幕戦ゴールは生まれるか? あるいは二人とも決めるか!?
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[文:サカノワ編集グループ]