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【川崎3-0鹿島】ダミアン2ゴール、脇坂PK弾!鹿島サポーターは今季最大のブーイング

川崎のレアンドロ・ダミアン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

マルシーニョから2ゴール!

[J1 33節]川崎 3-0 鹿島/2023年11月24日19:00/等々力陸上競技場

 J1リーグ33節、川崎フロンターレがレアンドロ・ダミアンの2ゴールと脇坂泰斗のPKによる1点で、鹿島アントラーズに3-0の快勝を収めた。今季ホームラストゲームを川崎らしいスピードとテクニックの融合した攻撃で、2万人を超えた観衆を魅了した。

 立ち上がりは鹿島が高い位置から鈴木優磨、知念慶、仲間隼斗と3人でプレスをかけていく。ただ、これに次第に対応していった川崎がボール保持率を高めて、試合の主導権も握っていく。

 そして34分、登里享平のスルーパスから須貝英大の背後をとったマルシーニョが左サイドを打開。そこからのマイナスのパスに、ダミアンが左足トゥーキックで叩き込み、クロスバーにボールを当てながらもネットを揺らした。

 さらに63分、マルシーニョが須貝との1対1を制して、そのパスをレアンドロ・ダミアンが流し込み、2点目をもたらしてみせる。

 今季最後の等々力劇場となる川崎はさらに攻め立てる。84分、GK早川友基のファウルで得たPKを脇坂が決めて、トドメを刺した。川崎はリーグ3試合ぶりの勝利に。

 一方、試合開始時は目先を変えてきた鹿島だが、攻撃の形をなかなか作れず。シュート数では川崎を上回るものの、ある意味、事故からの得点を狙うような展開になってしまい、鈴木優磨や松村優太の一発、途中出場した土居聖真のひらめきに委ねるようになって、連動性を欠いた。試合終了間際のディエゴ・ピトゥカのミドルが見せ場となったが……枠を捉え切れず。これで6試合勝利なしとなった。

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 試合後には鹿島サポーターから今季最大と言えるブーイングが起きた。荒れた一部サポーターを警備員が制止する一幕もあった。

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