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【神戸 J1初優勝】Jリーグ野々村芳和チェアマンが祝福「新たなリーグチャンピオンが誕生しました」「ヴィッセル神戸の圧倒的な強度が際立ったシーズン」

Jリーグの野々村芳和チェアマン。(C)SAKANOWA

「このホーム最終戦という最高の舞台で、歓喜の瞬間を迎えられたことは、クラブにとっても、サポーターにとっても、忘れることのできない光景として目に焼き付けられたことでしょう」

[J1 33節]神戸 2-1 名古屋/2023年11月25日14:03/ノエビアスタジアム神戸

 J1リーグ33節、ヴィッセル神戸が井出遥也と武藤嘉紀のゴールで名古屋グランパスに2-1の勝利を収め、1試合を残して初のリーグ制覇を決めた。

 Jリーグの野々村芳和チェアマンは次のようにコメントを発表し、神戸を称えている。

「ヴィッセル神戸の皆さま、2023明治安田生命J1リーグ優勝おめでとうございます。

 選手、監督、チームスタッフ、クラブ関係者、ファン・サポーターの皆さま、クラブに関わる全ての方々に心よりお祝い申し上げます。

 今シーズンは、ヴィッセル神戸の圧倒的な強度が際立ったシーズンでした。序盤から上位につけるとシーズンを通して首位争いを繰り広げ、経験豊富な選手を軸にピッチ上の11人全員がチームのために戦い、走り、タフなゲームでも非常に勝負強い戦いを見せてくれました。本日の試合もプレッシャーのかかる状況ではありましたが、見事にその勝負強さを発揮した勝利でした。

 ここに至るまで、今シーズンもチームとして良いことばかりではなかったと思いますし、またクラブ創設以降も幾多の困難を乗り越えてきたことと思いますが、その度にクラブとして着実に成長してきた結果、天皇杯、スーパーカップに続き、クラブとして悲願のリーグ戦初タイトルに輝きました。

 本日のノエビアスタジアム神戸には、非常にたくさんのファン・サポーターの方々が駆け付け、試合前からサポーターの熱のこもった声援により、最高の雰囲気を作り出してくれていました。このホーム最終戦という最高の舞台で、歓喜の瞬間を迎えられたことは、クラブにとっても、サポーターにとっても、忘れることのできない光景として目に焼き付けられたことでしょう。

 また新たなリーグチャンピオンが誕生しました。来シーズンはタイトルホルダーとして戦うこととなりますが、アジアそして世界でも存在感を発揮するクラブへ成長していくことを期待しています。 今シーズンは、コロナ禍が明け、ようやく『作品』としてサッカー本来の姿が戻ってきたシーズンでした。

 残りのシーズンも僅かとなりますが、是非注目していただければと思います。

 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ チェアマン 野々村芳和」

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