【横浜F・マリノス】セルフジャッジから悔やまれる失点、ACL韓国の仁川に敗れる。決勝ラウンド進出への最終節の条件は!?
横浜FMの喜田拓也。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
後ろ向きでパスを受けた際の喜田が狙われる…。
[ACL GS5節]仁川・U 2–1 横浜FM/2023年11月28日19:00/仁川サッカー競技場
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ(GS)5節、横浜F・マリノスが仁川ユナイテッドに1-2で敗れて、両チーム勝点9で並んだ。GSはあと1試合だが、同勝点で終えた場合には、当該チーム同士の成績が優先される。今節首位突破を確定できる可能性もあった横浜FMだが、最終節では結果によって1位から3位までの可能性を残した。3チームが勝点12で並ぶ場合もある。
この試合、後ろ向きでパスを受けた際の喜田拓也が狙われた。11分の1失点目は高い位置でボールを奪われると帰陣できず。仁川のスピードあるカウンターに、横浜FMの選手たちもついていけず、GK一森純の好セーブも報われず、ボレーを叩き込まれた。
さらに0-1で迎えた67分、自陣でのビルドアップを狙われ、再び後ろ向きでパスを受けようとした喜田がチェックを受けてボールロスト。そこからパスをつながれ微妙な判定でオフサイドかと思われたが……。
ゴール前に戻った喜田がセルフジャッジで手を上げて、足を止めてしまう。すると折り返しに対し、その背後から走り込んだ10番のエルナンデスに決められてしまった。DAZNで解説を務めた横浜FMでの指揮経験もある元サッカー日本代表の水沼貴史氏も「いまジャッジが早かったですね。すぐに手を上げて、ちょっと(プレーを)やめちゃいましたね……。(副審のオフサイドフラッグは上がらず)微妙だったんでしょうけれど」と苦言を呈した。
その後、杉本健勇の投入直後、エウベルのゴールで1点差に――。しかしあと1点を奪うことができず、アウェーの地で勝点を持ち帰ることはできなかった。
12月13日のGS最終節、横浜FMはホームでグループ首位に立つ3ポイント差の山東泰山、一方、仁川Uはアウェーにて最下位が確定しているカヤFCイロイロと対戦する。
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決勝ラウンド進出へ、横浜FMはまず勝利が必須に。そのうえで仁川の結果によっては、3チームが勝点12で並ぶ。同勝点の場合は、当該チーム同士の対戦の勝点、得失点差……によって順位が決まる。今大会は東地区5グループの1位チームと各組2位の上位3チームの計8チームが決勝ラウンドに進む。