【横浜FM】マスカット監督、有終の美「ワンダフルフットボール」。ACL1位突破! 敗れた山東泰山も2位で決勝Tへ
横浜FMのマスカット監督。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
エウベル、アンロペ、マテウスが決める! マテウス2アシスト!!
[ACL GS6節]横浜FM 3-0 山東泰山/2023年12月13日17:00/日産スタジアム
AFCアジア・チャンピオンズリーグのグループステージ(GS)最終6節、J1リーグの横浜F・マリノスが3-0で中国1部の山東泰山足球倶楽部に3-0の勝利を収めて、グループ1位突破での決勝トーナメント進出を決めた。今季限りでの退任が発表されているケヴィン・マスカット監督が、文字通り有終の美を飾る鮮やかな勝利を収めた。一方、敗れた山東泰山も2位ながらGS突破を決めている。
横浜FMは前半アディショナルタイム、マテウスのフィードからエウベルが快足を飛ばしてDF二人に競り勝ってシュートを決めて先制に成功。後半に入ると、57分、右サイドを打開したマテウスのパスをアンデルソン・ロペスが決めて2-0とリードを広げる。さらに64分、エウベルの背後へのフィードを、マテウスが技ありループ弾でトドメを刺した。
マスカット監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「2-0、3-0で勝つための準備をしてきました。選手たちを誇りに思いますし、驚くべき結果ではありません。この10日間ほどちょっと感情的になる出来事もありましたが、それでもしっかり自分たちのやるべきことをしてくれました」と振り返った。
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また、激しい球際での競り合いが続いたなかで選手たちが落ち着いてプレーしたことで、「ワンダフルフットボール」を展開してくれたと喜んだ。そしてラストゲームとなった指揮官はサポーターへ「このクラブは特別です。2年半、個人としても成長できた部分もありました。こうした形で終われて感謝しています」と、最後に優しい笑みを浮かべた。