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JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」東京ドーム内12/23オープン。落合陽一氏が手掛けた日本代表選手になりきる”生成AI体験”など。サッカーとの新たな接点を生み出していく場に

(左から)日本代表の森保一監督、JFAの宮本恒靖専務理事、落合陽一氏、なでしこジャパンの池田太監督。12/23、JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」が東京ドーム内でオープン!(C)SAKANOWA

SAMURAIバーガーなど「CAFE & BAR」も!

 サッカーとの新たな接点を生み出していく場に――。日本サッカー協会(JFA)は12月23日、JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」を、東京都文京区の「東京ドームシティ」内にオープンする。オープン2日前の21日、記者発表会で施設が公開された。

 JFAの宮本恒靖専務理事が施設全体の概要やコンセプトを紹介。また同施設を監修(一部制作)した筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長の落合陽一氏がテクノロジーを活用したコンテンツの開発などについてご説明した。

 宮本専務理事は次のように紹介した。

「『サッカーをもっと大きな存在にしたい』。その可能性を秘めています。日本サッカーには”大きな夢”があります。男子は2050年までにワールドカップ優勝、2030年までに女子ワールドカップで優勝する。そのためには、現場はもちろん頑張り、それだけでは足りません。ファミリー、パートナー、さらなるファミリーの力を得て実現したい、そのように伝えていきたいと思います」

 “BLUE”はJFAやFA,そして代表ユニフォームを象徴する色。サッカーに関わり、ブルーに染まるように願いを込めて――。ターゲットは、無関心層、ライト層、コア層のうち、特にライト層。感動の追体験を提供し、サッカーの新たな魅力を発信する。

 施設内には「CAFE & BAR」の飲食店があり、日本代表などのグッズ販売、キャラクターとのコラボレーション、アジアカップのグループステージ3試合ではパブリックビューイングを予定している。

 落合氏がそうしたイメージを”空間”として監修。後楽園遊園地に遊びに来た家族、さらに東京ドームに野球やライブに見に来た人など、サッカーの接点を作り、「いろいろなことが起こっていくことが考えられます」と落合氏も“想像できない相乗効果”に期待する。

「DISCOVERY(発見)」のブースでは、落合氏がプロジェクトに参加した「blue-ing TALK」のアプリを活用。生成型AIによるエフェクトでは、まるでピッチに実際にいるようになり、得点シーンの代表選手の「顔」が自分になるなど、ここだけでしかできない体験も可能だ。

 さらに槙野智章さん、稲本潤一さん、鈴木隆行さん(元日本代表選手)、澤穂希さん、岩渕真奈さん(いずれも元なでしこジャパン)ら日本代表のOB/OGに、なでしこジャパン現役メンバーの長野風花さんによるトークセッションも行われた。 

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 12月23日にオープン。入場料は一般1800円、学生1500円、小学生800円を予定している。

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