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【移籍】浦和復帰は!?原口元気がシュツットガルト構想外「シュヴァーベンは話し合いに応じる」

原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

古巣ハノーファーも過去に関心。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトに所属する元日本代表の原口元気が、チームで構想外となっている。シーズン開幕前にも移籍の噂はあったものの、来年1月の冬の移籍マーケットでは放出要員になることが確実。半年の契約を残していて、「適切なオファー」があれば、シュツットガルトは話し合いに応じる構えだという。

 32歳の原口はボランチやセンターハーフでプレーの幅を広げる。しかし、現在リーグ3位と好調なチームにあって、セバスチャン・ヘーネス監督のもと、ベンチメンバーには入っているものの、リーグ戦1試合(20分)、DFBカップもわずか1分の出場機会しか得られずにいる。

『ビルド』は12月22日、シュツットガルトの補強についてのレポートを掲載。チームはセンターハーフのタレントを探していて、ザンクト・パウリに所属する26歳のスウェーデン人MFエリック・スミスの獲得を検討していると報じた。

 一方、原口について、「ヘーネス監督のもとでチャンスの見込みはなく、冬に売却される可能性がある。『ビルド』の情報によると、シュヴァーベン(南ドイツ=シュツットガルト)は、この日本人選手に関し適切なオファーが届けば話し合いに応じるということだ」と伝える。

 ここ数年、現地などの報道によると、浦和が復帰を打診している、あるいは古巣ハノーファー96が関心を示しているという噂は聞かれてきた。一方、原口はドイツに残って戦い、指導者の道にチャレンジしたいという考えも示してきた。

 浦和への貢献度の高さもあり、レッズのファン・サポーターの期待は今も大きい。一方、何より出場機会を得られずにいるだけに、そのブランクは気になるところ。また浦和フットボール本部による、直近の成績ではなく、過去の実績を重視した補強策はなかなか上手くいっておらず、そのあたりでも議論の余地はありそうだ。

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 何より原口が一体何を優先するのか。フォルトゥナ・デュッセルドルフをブンデスリーガ1部へ引き上げ、ウニオン・ベルリンにはUEFAヨーロッパ・リーグ(EL)の出場権をもたらしたように……。まだまだチームに貢献できるところを見せられるはずだ。

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