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ホリエモン、保険証廃止の反発に「税金の無駄遣いだ、バカヤロー」

(C)SAKANOWA

来年度からは運転免許証もマイナに統合へ。

 日本政府は12月22日の閣議で、現在の「健康保険証」を2024年12月2日に廃止することを正式に決めた。「マイナンバーカードの健康保険証利用(=マイナ保険証)」に統一される。廃止後も1年間の猶予期間はあるが、「資格確認書」が発行されるという。

 すでに今年6月に法案が通っていたなか、岸田文雄総理大臣は予定どおり現在の健康保険証を廃止し「マイナ保険証」に移行する方針を表明。来年12月2日に保険証の発行終了、廃止されることが正式に決まった。

 実業家の堀江貴文氏はこの発表を受けて、自身のユーチューブチャンネル『ホリエモンチャンネル』で、「健康保険証が来年12月に廃止されることに反対してる人たち、聞け!」と題した動画を配信した。

 今後はあらゆる行政に関する個人情報がこのマイナンバーカードに一元化されていくが、堀江氏は「僕なんかを含めて歓迎する声が上がる一方、ネット上では反発の声がいっぱいあるということで、訳の分からないことを言っている左翼がわらわらと沸いてきた」と指摘。「なぜ、そんなにマイナンバーカードを忌み嫌うの? 同じじゃん。大して変わらない」として、ポイント還元などのメリットにも言及している。またマイナンバーカードを返納したタレントもいたそうで、番号自体が消えるわけではなく「ただ不便になるだけ。税金の無駄遣いだ、バカヤロー」と、自治体の手間がただ増えてしまう行為に憤った。

 2024年度から、運転免許証もマイナンバーカードに統合されていく。堀江氏は様々な国家資格の証明も「全て統合していただいて、アンドロイドスマホユーザーはそれを登録すればカードすら持ち歩かなくていい。さらにiphoneにも早く乗ってけてほしい」と要望した。

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 反発の一方で、単純に「紙の保険証」に慣れているということで、そもそもマイナ統合に関心を示さずにいた層も中高年に一定数いる。今回の政府の決定により、年明けにも改めてマイナへの関心(ポイント還元)が高まりそうで、行政の対応も再びテーマになりそう。ホリエモンは「非合理な人に無駄な税金が使われてしまう。無駄な抵抗はやめてほしいなと思います」と締めくくっていた。