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日経平均株価「10万円いける」、ホリエモンが展望する未来とは!?

堀江貴文氏。. (Photo by Koichi Kamoshida/Getty Images)

ユーチューブのホリエモンチャンネルで解説、「AI分野への期待が、まだ盛り込まれいない」。

 日程平均株価が34年ぶりに最高値を更新し終値でも初の3万9000円代(3万9098円68銭)に達したのを受けて、実業家であるホリエモンこと堀江貴文氏が2月22日、自身のユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で、「日経平均株価が史上最高値を更新したことについて解説します」と題した動画を公開した。堀江氏は平均株価が「10万円になっても全然おかしくはない」と展望した。

「日本企業がやっと評価されてきた」と堀江氏は切り出して説明。1989年のバブル経済の崩壊後に当初『失われた10年』と言われてきた。ただ米国リーマンショック、東日本大震災、コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、その間の政府の失政などを経て、2024年、やっと一つ壁を突破した。

 堀江氏は語る。

「ここに来て、破綻処理やゾンビ企業の整理がひと段落し、日本もベンチャー投資に力を入れていこうとしています」

「株価が上がるのは企業価値が上がるということ。日本は少子高齢化で人口が減っていますが、業務の効率化で、AIの導入で期待されています。まだ(AIによる業務効率化など)そこまでは盛り込まれていません」

「やっと日本もマトモな経営ができる状態になってきた。やっと株価のことを考えて経営する人たちが経営陣になってきた。マトモな株式会社が増えてきている。そういったところが評価されてきているのかなと思います」

 ただし、バブル期レベルにやっと戻ったという状況で、当時のトップだったNTTでも20-30兆円規模であったという。現在はGAFAが100兆円を超える規模にあり、世界のマーケットを牛耳っている。堀江氏はそのようなグローバル規模の企業が増えることを期待する。

「(次は)100兆円クラブに入れるかどうか。これが一つのバロメーターになります。たくさんのイノベーションがこれまでと比べものにならないスピードで生まれています。それが企業価値の向上に寄与している。日本も成長分野に投資できるようになれば、もうすぐ4万円で『すごい、すごい』と言っていますが、本来的な実力と言いますか、ちゃんとみんなが理論通りに動けば、日経平均株価が10万円になっても全然おかしくはないと思っています」

「10万円に行くと断言しているわけではなく、行ってもおかしくはないという日本企業はポテンシャルを持っているということです。そこで足りないものは何かと言うと、経営陣がちゃんと株主のほうを向いて、ちゃんと効率的な経営をしているかどうか」

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 日本企業が海外で稼ぐという状況になりつつある。一方、年功序列でキャリア晩年に役職を得る日本従来のシステムは崩れてきている。いわゆる”内向き”で内部昇格していったサラリーマン社長の多い世代が後期高齢者になり、次第に減っている点も、堀江氏はプラスに捉える。ホリエモンは「日本経済の未来は明るいのではないかなと日経平均株価を見て思いました」と、前向きに捉えていた。

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