【横浜F・マリノス】天野純が復帰、宮市亮は契約合意、一森純G大阪復帰

韓国Kリーグで2年間プレーした32歳の天野「誰もができる経験ではない。得たものをF・マリノスに還元し、勝利に貢献する」。

　J1リーグの横浜F・マリノスは12月28日、移籍と契約更新に関する注目の4つのプレスリリースを発表した。

　全北現代モータースに期限付き移籍していた32歳になる元日本代表レフティ天野純(Jun AMANO)の復帰が決定。一方、木村卓斗(Takuto KIMURA)が来季1年間、ヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍することも決まった。

　さらに、今季レギュラーを担ったGK一森純(Jun ICHIMORI)だが、ガンバ大阪にレンタルバックされることも発表された。そして宮市亮(Ryo MIYAICHI)は2024シーズンの契約合意に至った。

　天野、木村、一森は横浜FMを通じて、決意を示している。

◎天野純
「皆さん、アニョハセヨ。来シーズンからF・マリノスに復帰する天野純です。この 2年間、Kリーグというあまり前例のない場所で自分の実力を証明し、自分自身の成長を求めて毎日必死に戦ってきました。海外のリーグで成功するというのは簡単なことではなく、酸いも甘いも様々な経験ができました。それは誰もができる経験ではないと思っています。

　この2年間で得たものをF・マリノスに還元し、F・マリノスの勝利に貢献することが今の僕の使命だと感じています。

　リーグタイトルの奪還を最大の目標に、F・マリノスに関わる全ての方々が結束し、絶対にこの目標を達成しましょう」

◎一森純
「横浜F・マリノスに関わる全ての皆さまへ
このたび、ガンバ大阪に復帰することになりました。異例な状況下でF・マリノスに加入させていただき、加入当初は右も左も分からないなかでたくさんチームに迷惑をかけてしまいました。

　それでも1年間やり切れたのは、マリノスファミリーの仲間、チームスタッフ、ファン・サポーターの粘り強く献身的なサポートのおかげです。そして、いつも一番近くで父親のように本気で向き合って支えていただいたシゲさん。兄貴のように温かくサポートしてくださったテツさん。毎日切磋琢磨しながら共に時間を過ごしたゴールキーパーグループの大樹さん、オビ、楓馬。ゴールキーパーとしても、人としても強くたくましくなるように成長させていただきました。

　言葉では言い表せないほど感謝しております。本当にありがとうございました。

　最後に、横浜F・マリノスのファン・サポーターの皆さん。どんな場所であろうが、どんな状況であろうが、毎試合素晴らしい雰囲気を作りだしてくれるチャント、ご声援は僕の心の芯まで響いていましたし、そのなかでプレーすることは最高の瞬間でした。マリノスファミリーの一員として過ごした日々を誇りに思いますし、一生忘れません。これからチームは変わりますが、横浜F・マリノスが飛躍することを願っています。本当にありがとうございました」

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◎木村卓斗
「このたびヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍することになりました。愛媛FCに移籍した時の気持ちを忘れずに、強い覚悟を持って自分自身を奮い立たせ、さらに成長した姿を皆さまに見せられるように闘ってきます」