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“地元”横浜に凱旋したリバプール遠藤航「マリノスを応援し、トライアルにも参加していた」

優勝皿をJリーグの野々村芳和チェアマンから受け取るリバプールの遠藤航(左)。写真:長田洋平/アフロスポーツ

「どのポジションでプレーするかは気にしていません」

[Jリーグワールドチャレンジ] 横浜FM 1-3 リバプール/2025年7月30日19:30/日産スタジアム

 親善試合『明治安田 Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団』、プレミアリーグのリバプールFCがフロリアン・ヴィルツの加入後初ゴールや16歳のリオ・ングモハのトドメの一撃などで、横浜F・マリノスに3-1の勝利を収めた。

 遠藤航は植中朝日に決められ0-1とリードされた60分にキャプテンのフィルジル・ファン・ダイクと代わってセンターバックとして出場。ファン・ダイクからキャプテンマークも託されて、最終ラインを統率し、その後の逆転勝利につなげた。

 遠藤はリバプール公式サイトで試合後、「リバプールの選手として日本に帰って来ることができて、素晴らしい瞬間でした。私にとって、とても大きな意味がありました」と、この試合を実現してくれたスタッフにも感謝を伝えている。

「今日は家族全員が試合を観に来てくれたので、とても喜んでくれています。横浜F・マリノスはシーズン真っ最中なので、とても調子が良かったです。特に前半は良く、彼らに勝つのは簡単ではありませんでした。もちろん私たちはリバプールであり、プレミアリーグのチャンピオンであることを示す必要がありました。結果には満足しています」

 そして横浜市出身である遠藤は子どもの頃、横浜FMを応援していたと明かす。

「実はこのクラブを応援していて、トライアルに参加したこともありましたが、その時は叶いませんでした(湘南ベルマーレの育成組織に加わる)。今、リバプールの選手としてここに戻って来れたのは、夢が叶った瞬間でした」

 また、遠藤はどのポジションでプレーするかは気にしないとも強調している。

「どのポジションでプレーするかは気にしていません。日本ではセンターバックとしてもプレーしていました。6番(ボランチ)でも、センターバックでも、右サイドバックでも、100パーセントの力を出し切るだけです」

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 リバプールはこのあとイングランドに戻り、現地10日にコミュニティシールドでクリスタル・パレスFCと対戦。同15日にホームでのAFCボーンマス戦で、プレミアリーグ開幕を迎える。